20歳過ぎた頃のある日、のどに異物感を感じるようになりました。
何か詰まっている…?
しばらくそのままでしたが、とても奇妙な感覚だったので、近くの耳鼻科へ行ってみました。
鼻からカメラを通し、のどの奥を診てもらいましたが、異状なし。
「気のせいですね」
と言われました。
「そうか。気のせいなんだ」と思い過ごしてきましたが、少しづつ声が震える時が出てきました。
何かおかしいと思いつつ、また病院へ行っても気のせいと言われると思うと、行くだけ無駄という気持ちがあり、病院へ行こうとはしませんでした。
それから10年の間、少しづつ少しづつ症状が進行していき、声の震えがひどくなり、時には上手く出ない時も。。。
接客業だった為、声がまともに出ないのは致命傷とも言えます。
「いらっしゃいませ」が「ぃぃ…ぃらった…ぃまてぇ」
「ありがとうございます」が「…ぁ…ぁりがとうごらいます」のようになるのです。
お客様にも「え?聞こえない」とか「風邪でもひいてるの?」と言われることが多くなり、日常でも声を出すことがものすごいストレスになっていき、電話応対や、ファミレスに行って注文する時や、友達と話す時でさえ、ものすごく緊張していました。
緊張するから余計にダメなんだと思い、車の中や家で発声練習をすることも。
それでも、、、どうやったら普通に声が出るのか、どうしてもわからないんです。。。
気持ちも疲れはて、無理に人と話そうとすると息苦しくなるように。。。
あきらかに自分はおかしいと感じ、治療に専念するため、35歳で会社を退職しました。