午後休いただいて、向かったのは上野。

 

お昼はワインとお蕎麦を楽しめるお店、さくらテラスの「喜乃字」で。

午前中お仕事がんばったから、こぼれワイン♪

 

天せいろをいただきました。

 

食後、干支うさぎの作品を特集した「博物館で初もうで」@トーハク(〜1/29)へ。

 

 

 

 

うさぎは私の干支なので愛着もひとしおで、とても楽しく鑑賞しました。

うさぎをあしらった美術工芸品や絵画をこれまでもいろいろ見てきましたが、

画像下から4番めの「波乗り兎」または「波兎」と呼ばれるモチーフは初めて。

もともとうさぎは多産であることから繁栄の象徴ですが、威勢よく波を駆けまわる

姿は飛躍を象徴する縁起物の図柄として長らく愛されているそうです。

勉強になりましたー。

 

その後、渋谷文化村の「マリー・クワント」展へ。

60年代に一世を風靡したデザイナー、マリー・クワントの大回顧展です。

 

パンツスタイル、ミニスカートをファッションに取り入れた斬新さ、リバティプリント

やストライプなどを使ったイギリスらしさ、スポーツウェアやジャージー素材による

着やすさ、マリー・クワントのファッションを誰でも楽しめるようにとカタログ販売や、

型紙販売への進出。こうしたアイディアがミックスされた彼女のファッションは、

まだまだ女性に閉鎖的だった社会(なんと60年代イギリスでは、男性の口添えがないと

女性が一人で銀行口座を開いたり、クレジットカードに申し込んだりできなかったそう

です。日本より進歩的だったイギリスでもそんな状況だったなんて、信じられない!)

に風穴を開ける意味合いがあったんでしょうね。

シンプルでカラフルなミニワンピースやコートがとても素敵でした。

 

お土産にマリー・クワントのロゴになっているデイジーのマグネットを買いました。