本日は、午前中、新国立美術館にて"Fashion in Japan 1945-2020"

展→神谷町のUACビルへパラリンピックのフィールドキャストのユニフォームを受取りに→上野の都美術館の"イサム・ノグチ展"へ。

 

まずは、"Fashion in Japan"展。

戦中の「欲しがりません勝つまでは」精神のもと質素・倹約を強いられたモンペ姿から、戦後の洋装ファッションへの移行、日本の美と伝統をベースにした新しいファッションの創造を経て、

Kawaiiファッション、ストリートファッションへ。

 

戦後まもなくから、欧米ファッションのマネだけでなく独自の魅力が取り入れられていることに

はっとさせられます。

タイトなトップスにサーキュラースカートの組み合わせとか、いまでもとても素敵。

 

1985年の中野裕通のドレスは、キョンキョンが紅白の時に着用したものだそうです。

華やかでかわいくて、当時の気分がぎゅっと詰まっているみたい。

 

森英恵、コシノジュンコ、山本寛斎、ヨウジヤマモト、川久保玲、ツモリチサト、三宅一生、

高田賢三…、日本のファッション史に名を残す人々が網羅されているばかりか、ガクラン、ガングロといった流行現象、アンダーカバーに代表されるストリートファッションまで。

まるで日本のファッション図鑑というか、辞典というか。凄まじい情報量です。

 

高校生の頃、自分とテイストはぜんぜん違うけれど、MILKやPINKHOUSEの世界観にくらっときたこと。

稲葉賀恵さんのBIGIがとても大人っぽくて、憧れたこと(ロゴからしてかっこよすぎた)。

大学生の頃はJJの世界観がまぶしくて、スナップで友達が紹介されたのがめちゃめちゃうらやましかったこと。

会社勤めするようになって、JUNKO SHIMADAのスーツをお金のやりくりして買っていたこと。

ケンゾーのジャングルの、素敵なマスタードカラーのベストとパンツを休暇で訪れたパリで買ってご機嫌になったこと。

 

これまでの自分とファッションってあまり意識していませんでしたが、展示を見るにつけどんどん思い出が湧いてきて(?)、自分の人生との関わりを改めて意識しました。いまやプリーツ・プリーズオンリーですけどw。

 

 

 

 

こちらの画像は、若手のデザイナーの作品たち。

どれも自由で、いきいきした作風。

こういった若手を応援するのも、オバさんとしてありかも!