懐かしのお遍路さんのレポ、徳島から高知へ。

この日は室戸岬の二十四番札所、最御崎寺(ほつみさきじ)に向かいました。

 

 

 

お寺まで、日和佐〜海部〜甲浦と電車を乗り継ぎ、さらに甲浦から岬ホテルまでバスに乗ること、総距離75キロ。

海部〜甲浦間の一両ワンマン電車は、私以外にもう一人しかお客さんがいなかったけれど、お雛さま仕様に愛らしくデコレーションされていました。

 

甲浦駅に到着。

バス停は、どこだろう。表示がなかったので、駅で工事作業中の方にプレハブの待合室兼バス停を教えていただきました。

バスを待っていたのは、私一人。

まさか乗り逃すなんてことはないと思いながらも、万が一乗り逃したら半日身動きできなくなっちゃう。

なんせ乗客一人なので心細いったらありませんでしたが、ちゃんとバスに乗り込めて、一路室戸岬を目指します。

 

岬ホテルで下車し、弘法大師修行の場「御厨人窟」へ。

ここも、私一人。安全のため、ヘルメット着用が必須です(ヘルメットは無料で利用できます)。

 

洞窟から最御崎寺に歩いて向かう道すがら、弘法大師ゆかりの「捻り岩」通過。

なんでも大師のお母様が修行中の大師を訪ねた時に大嵐になってしまい、お母様を急遽避難させるために大師が洞窟を作ったのだとか。

 

 

 

 

お寺、到着ーー!

 

 

お寺から歩いて3分くらいの岬の眺め。

すかーっとした陽射しと青空で、お寺も岬も南国気分。

海原はいくら見ても見飽きることがなかったです。

この日はたまたま私の誕生日。

これから1年いいことありそうで、幸せな1日でした。