今回の旅行では、初めてモン・サン・ミシェルにも行ってきました。

あくび@NY→ロンドン-enkei

千年以上の歴史を持ち、世界遺産にも登録されているかの地。

長らく憧れていた場所が、草原の向こうに…。

あくび@NY→ロンドン-gaikan

到着~!

多少は歩くのかなと思っていたのですが、駐車場はモン・サン・ミシェルのすぐ目の前
でした、笑。

あくび@NY→ロンドン-endo

いざ、中へ。

狭い路地には観光客がひしめき、両脇にはおみやげ屋さんがずらっ。
ボーダーTシャツで有名なSt. Jamesの支店まであって(カタカナの看板付き)、びっくりです。   

あくび@NY→ロンドン-entrance

えっさかほいさ、修道院をめざします。

あくび@NY→ロンドン-church

修道院内部に入ってすぐの礼拝堂ではミサが行われていたので、後部から1枚ひっそり
写真を撮影したのみ。

この礼拝堂だけでなく修道院もステンドグラスが簡素でしたが、かえってそれが清楚な感じで
良かったです。

あくび@NY→ロンドン-cloisters

僧侶が瞑想するために訪れた、中庭を囲む回廊。

あくび@NY→ロンドン-shokudo

食事中の会話が一切禁じられていたという食堂。

率先しておしゃべりする気もないけど、「話しちゃダメ!」と言われるとなんだかしんどい
気もします…。

あくび@NY→ロンドン-salon

迎賓の間。

あくび@NY→ロンドン-tiles

修道院の内部に装飾物の類は一切ありませんが、タイルが2カ所だけ残っていました。

あくび@NY→ロンドン-wheel

モン・サン・ミシェルには、1800年代からわりと最近まで牢獄として使われた歴史もあった
そうです。

これは、城壁づたいに囚人の食事を運び上げるために使われた巨大な滑車のレプリカ。
あわびは拷問の道具だと思ったらしいです、何を考えているのやら…笑。

あくび@NY→ロンドン-joheki

見学を終えて、見上げた修道院。

沖の小島から石材を切り出して運んで来て作られたそうで、たいへんな労力がかかっている筈。
しかもかつては多くの巡礼者が満ち潮に流されたり、底なし沼に吸い込まれて、ここを訪れる
には死をも覚悟しなくてはならなかったとか。

当初のお天気が小雨まじりの曇りだったのが、当時の状況の厳しさを思い起こさせて良かった
けれど、他人さまのことはまったく言えませんが観光客が多過ぎて、なんだか熱海みたい
でしたよ~。

エルサレムなど、聖地といわれるところには人を惹きつけてやまないパワーと浄化作用がある
と信じている私ですが、ここではそれを体感するにはいたらなかったような。
静寂に包まれた当時の様子をありありと思い浮かべるには、スーパーな想像力を働かせねば
ならないようです。