あなたを顔で
好きになったんじゃない。
私は小学5年生の時に
あなたをテレビで見て、
笑ってるのになんで
寂しそうなんだろうって思った。
4人の仲間に囲まれて、
楽しそうに笑ってるのに
何故か彼の目は寂しそうなんだろう。
私はあの日から
彼の目に吸い込まれたんだと思う。
それから『嵐』を知った。
彼は『嵐』でいる時ときも
『二宮和也』でいるときも
『アイドル』だった。
演技も歌も踊りも音楽も趣味も特技も
なんでも器用にこなす彼に私は圧倒された。
彼が演じた役の数々。
あの役は彼にしかできないだろう。
そう思える役者がこの世に何人いるだろうか。
私が嵐を知った時は
まわりに嵐のファンはいなかった。
『嵐』と言ったら
『ジャニーズか…』と嫌そうな顔されていた時代だ。
時は過ぎ、2010年。
ジャニーズを嫌いな人は今でもたくさんいるが、何故か『嵐はジャニーズだけど嫌いじゃない』という人が多いのだ。
嵐は休む暇もなく毎日働いている。
彼は『今が旬だと思う。でも旬はいつか終わる。』と言っていた。
だけど不安さは感じられない。
目の前のモノを淡々とこなしていく彼。
ファンは嵐のどこを好きになったと思うか、という質問に『まあ…顔…でしょうね』と答えている。(次に『仲がいいところ』とも言っているが)
よく考えてみると、そういう人も少なくないのではないだろうか。
現に、嵐がコンサートを発表してから
ファンクラブの申し込みが殺到したそうだ。八万代を軽く越えたそうだ。
嵐はいつまでが『旬』なのだろうか。
彼が言うように『旬はいつか終わる』のだろうか。おそらく彼は先輩の姿を見てそう言っているのだろう。
少し悲しいかんじがするが、
私は嵐がトップじゃなくなっても
彼らを忘れるような
そんな生半可なキモチじゃない、と
胸を張って言える。
そして、彼らは
自分たちが『トップじゃない』と
今でも思っているのだから。
これからも頂上決戦が楽しみだ。