誰にだって母親と父親がいる。
それは、100%同じ。


でも、育っていく過程で
人それぞれの背景にかわっていく…
その間に母親や父親に対して
自分の生きていく中での重要性の
比重は
変わっていくのだと思う。

それは、両親がいなくても
自立して生きている証なのかも


シンプルに
両親よりも大切な彼や彼女
両親よりも大切な子ども
両親よりも大切な…何か…


でも、やはり、
私は母親と父親の死を受け入れる
なんて事は出来なかった…

そう、
考えないようにするだけ。


私の父と同じ日に亡くなった友人の父
私の父の亡くなった翌日に亡くなった友人の父
私の父の2か月後に亡くなった友人の父


同年代だから、
そして、誰もが通る道。
生まれてきたから
最後があるのもみんな同じ。



でも感じ方はそれぞれだった。
私は、心が重くとても辛かった…。



母親を10年前に亡くし、フルタイムで仕事をしながら、小学生の2人の子どもそだてながら、誰も助けてもらえず、片道一時間半病院に通って、日々様子が変化する父親に
あの時は病院に顔を出すだけで
精一杯だったけど、
もっと何か出来たんじゃないか。
って後悔ばかりで、何ヵ月もその事ばかり考えていた、

もう、いないのに…


でも、友人は
「母親がやっと楽になるなぁ。と思った。」
とか
「本人が苦しそうだったから。」
とか
「何も手につかない。すぐに涙が出ちゃう。」とか。

本当にそれぞれで。
私と同じ思いの人は勿論いなくて。


私はこの頃の記憶がとても曖昧で…

覚えなくてすいません。と
謝る事が何度かあって。
でも、誰かにその言い訳
みたいな事は言いたくないから。
言わないけど。


そんな事もあるよね…


って。誰かが言ってくれたら。


心が救われるのかも。



自分はそんな風に人を
思いやることが出来たら
いいなぁ照れ