女子中学生が庭に子供を埋めて逮捕されたというニュースを読んで思い出しました。

あの子の子ども。蒼井まもるさんの漫画。

高校生で妊娠してしまった女子が主人公のお話です。

漫画の内容は素晴らしく、老若男女問わず読んで欲しい傑作。

中学校で教科書として採用してもいいと思う。中高生ぐらいのお子さんを持つ親御さんも是非。それ以外の年代の人も全員読んでほしい。それぞれの立場で思うところがあるはず。

私はこの漫画を読んで親的な立場での考えが少し変わりました。

 

でも中高生に勘違いしてほしくないのは、宝くん(主人公の彼氏)みたいなできた男は現実には存在しないということ。

彼は高校生父親界の大谷翔平。それぐらい現実にいない。

それ以外の登場人物は、全体的に甘めではあるけれども、いるかもしれないぐらいのリアルさなんだけど、宝くんだけは現実離れしすぎている。人生何週目だよ。

そもそも高校生で彼女を妊娠させちゃうような男が、宝くんみたいな人だっていうのが、無理がありすぎるんです。

現実には、高校生で彼女を妊娠させちゃうような男は、逃げるか、キレるか、親の金で済ませようとするか、無責任に何にも考えずに俺が面倒みるといっておきながら何もしない(できない)勘違い野郎かが99.999999999%です。

男子高校生なんて、子供ですよ。女子よりはるかに子供です。

体だけ立派になって、大人ぶってても、中身は小学生とたいして変わりません。

 

なのでこれを読んだ中高生女子が、彼氏が宝くんのように行動してくれると思っちゃうとそれこそ不幸になる。辛い部分の描写は是非感情移入して、宝くんのことはファンタジーと割り切って読んでほしい。

妊娠しちゃうと決断までにタイムリミットがあって、主人公もそうだったけど迷う時間そんなに多くはとれなくて追いつめられるんだよね。

この漫画は若年妊娠してしまった場合の選択肢についても説明があるから、もし自分が(とか自分の子どもが)主人公の立場だったらどうするか、と予め考えるいい材料になると思う。

そのうえで、もし彼氏ができて、しかも事故で妊娠しちゃったとしたら、後悔しない選択をしてほしいと思います。

 

うちの場合は馬鹿息子だから、妊娠する側ではなくてさせる側だけど、もしそうなったら、まぁ本人たちの好きにさせると思います。

まだ学生とはいえもう成人してるし。

 

そうそう、何度も退学の危機がありましたが、なんとか継子は高校を卒業でき、大学にも入れることになりました。

大学は特待生とかじゃないので、また私立なので、フツーに大金がかかり、嫁さんはカリカリしております。

そんなにカリカリするなら大学なんて入れなきゃいいのにね。