※この作品はフィクションです。お名前をお借りしていますが一切関係ありません。デリケートな内容があります。なんでも許せる方のみ自己責任でお読みください。
N side
翔さんが部屋を出てからしばらく無言だった
先に口を開いたのは相葉さんだった
「翔ちゃん、ニノになんて言って出て行ったの?」
「別に・・たいしたことじゃない」
「そっか。あのさ、俺の話聞いてほしいんだけど」
「さっきも言ったけどもう話すことはないですから帰りますね」
席を立つと手を掴まれて椅子に戻される
「一昨日はごめん、ニノのこと今も愛してる。ただ、不安になったんだ。
ニノが本当に俺のこと好きか・・・」
相葉さんは俺の手を掴んだまま言った
「本当にごめん。ニノのこと試したんだ。俺のこと好きなら別れたくないって言ってくれると思って。言って欲しくて」
相葉さんは机に頭をぶつけそうな勢いで頭を下げた
俺はそんな相葉さんを見て自分の思ってることを素直に言った
「俺はずっとオマエに別れようって言われるのが怖かった。
別れようって言われたら、無様にすがりつきたくなかった・・・
ちゃんと受け入れて幸せになって欲しかったから。
だから心の準備だけはしてた。
でもいつ別れようって言われるのかずっと怖かった。」
「オマエはいつからフラれること考えてたの?」
いつもは鈍いのに今日は鋭い。俺は何も答えられなかった。
ただ幸せに、オマエには幸せになって欲しかっただけだよ。