ドイツ語の『Menno!』は、日本語に置き換えると『悔しい!』、『クソ!』(女子は使わない!?)、『やられた!』になると思うのですが、この言葉を巡る我が家での一コマをシェアさせてください。

 

下の娘がまだ2歳、もうすぐ3歳になろうとしていたある日、同じ住宅街内に住んでいる近所の男の子、アドリアンとアドリアンのパパに遭遇。

久しぶりに会ったので、『元気にしてた?』とお互い聞き、そういえばアドリアンも、もうすぐ誕生日だった筈なのでパパに、『もうすぐ3歳のお誕生日だよね?』と聞いたところ、『数日前だったんだよ。』という返答。

 

アドリアンに『お誕生日おめでとう!3歳になったね!』、と言った矢先、アドリアンのパパが我が家の下の娘に『今何歳だっけ?』と聞くと、娘、

 

戸惑いながらも

出した指が

 

なんと。。。。。

 

3本!

 

おーい、まだだろっ!

 

とツッコもうとしたところ、自ら

撤回し、

指2本を再提示。

 

その後、彼らと別れ、私は娘を自転車に乗せ娘を預けているデイケアへ。

道中、後ろに座っている娘に『アドリアン、もう3歳になっていたんだね。。。』と話しかけ、

 

時が経つのはあまりに早い。。。

 

と感慨に耽っていたら、後ろから

ドスの効いた声が。。。

 

『Menno! Ich mag auch schon drei sein!』(悔しい!私も3(才)になっていたい!)と。

 

3歳という輝かしい栄光を先に手にしたアドリアン。

 

悔しさのあまり思わず出した3本の指。

自分は未だ2歳、という厳しい現実。

 

3歳の誕生日は

いい加減

いつ来るの?

 

憤る娘でした。

Picture: Arisa Chattasa | https://unsplash.com/@golfarisa/portfolio

 

Ako‘s Concept