ビバ!!イギリス 毎度です。

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ロンドンのなにげない日常のひとこま

イギリスの歯医者の話は意外と興味深い話が多い。

 

私の身近かにイギリスの歯医者を長年渡り歩く日本人の強者がいる。

長年歯医者を渡り歩いている人でさえ、いい歯医者にめぐりあうのは難しく、

最近、彼は歯医者を変えた。

 

その新しい歯医者さんで、今までの治療歴を兼ねての問診の際に

 

「ここは歯抜けのままじゃだめなの?!」

 

と聞かれた。

 

歯抜けの部分とは、虫歯が悪化しクラウンもできなくなった場所で、彼はそれを日本で治した。

日本の先生は、いろいろ考えてくださり、神経を取らずに、部分入れ歯を勧めてくださったという。

 

イギリスの先生の意見では、歯を抜いたままにして放置しても、歯が自然に移動してそのギャップを埋めてくれるから、部分入れ歯はいらないのではないかという意見だ。

 

部分入れ歯は日本の治療としてよくある治療と思われるが、部分入れ歯そのものが、イギリスの先生にとっては不思議に映ったようだ。

 

イギリスでは、虫歯で抜いても放置するか、インプラントか・・ということか。

 

歯抜けを放置してもいいとは、ある意味カルチャーショックだった。

歯がだめになったら、入れ歯かインプラントだと当たり前のように思っていたことも、

まさか歯抜けのままでもいいという選択肢があるとは思わなかったのである。

 

国が変われば、治療も変わるということか・・・と納得しそうになったが、

たとえ、将来歯抜けになったとしても、やっぱり歯抜け放置はしっくりこない。

 

歯が移動して抜いた部分の隙間を埋めたとしても、かみ合わせのことも考えると、

本当に歯抜けのまま放置してもいいのか気になるところである。

 

歯医者を渡り歩いてきた男は、この新しい歯医者さんに変えて良かったと言っていた。

受付の対応の良さに感動し、今までのような音楽がガンガン鳴り響く環境ではなく、静かな雰囲気で、和やかな治療が受けられたというところに痛く感動していたのである。

 

ひとまずハッピーエンドでなによりである。