Dear, Near Here

Dear, Near Here

地味に多忙…

「いいね」をポチって下さった皆様、コメントを入れてくださる皆様、いつもありがとうございます。励みにさせていただいております。ご訪問やリコメが遅くてごめんなさい…

 

 

ごきげんよう皆様。

逃がした魚シリーズ第三弾です。

本日はスティービー・ニックス様おひとりでございますが

画像が一つでは寂しいので二つ載せてみました。

 

            カラオケ  カラオケ  カラオケ  カラオケ  カラオケ  カラオケ

 

1979年夏、ドナ・サマーなどのヒット作を輩出したジョルジオ・モロダーはある映画の主題歌制作の依頼を受けてインスト曲を作り、歌詞を書けて曲を補完できる女性シンガーとしてスティービー・ニックスに依頼を出しましたが、その時彼女はたまたまレコード会社との契約問題があって、そのオファーに応えることができませんでした。かくしてその曲は、別のブロンド美人シンガーに委ねられる流れになったのです。件の映画とはリチャード・ギア主演の「アメリカン・ジゴロ」。そして、曲は皆様ご存じのこれでございます。

 

 

 この曲を引き受けたブロンド美人はデボラ・ハリー、言わずと知れたブロンディのボーカルです。彼女は映画のコンセプトと曲のデモを聴くなり即座に歌詞を書き、その次の日にはレコーディングに臨むという、電光石火の行動力を発揮しました。「Call Me」は1980年のビルボード年間ランキング一位に選出されるほどの大ヒットになり、ブロンディの代表曲にもなりました。ちなみにこの曲は、当初「Man Machine」という曲名だったそうです。なんかクラフトワークみたいですね(笑)。

 

      カラオケ  カラオケ  

 

スティービー・ニックスが歌わなかった作品二曲目は、エルトン・ジョンとのコンビで有名になったバーニー・トーピンが歌詞を付けた曲でした。トーピンはもともとスティービー・ニックスが歌うことを想定して歌詞を書いたのですが、彼女はあまり心が動かず依頼を断ってしまいます。理由は「私が自分で書いた歌詞みたいだから」。トーピンが一流のプロ作詞家としてスティービー・ニックスに寄せて書いた歌詞世界は、あまりにも彼女にそのままはまりすぎて、新しい可能性の発見につながらない、と考えたのかもしれません。しかも彼は超有名なヒット・メーカーですから、作詞料だって決して安くないはずです。新鮮味やコスパの両面を考えれば、彼女が断ったのもわかる気がしますね。そんなわけで、また別のブロンド美人がこの曲を歌うことになりました。それがこちらでございます

 

 

美人姉妹の二枚看板が売りのハートが歌った「These Dreams」は妹のナンシーがリードボーカルを務め、ハート初の全米ナンバーワンに輝きました。この曲のレコーディングの時、ナンシーはひどい風邪をひいていて声がかすれていたのですが、それがかえっていい味になっていると高評価を博しました。「災い転じて福となす」の典型ですが、風邪が治ってライブでこの曲を演奏した時には美しい声で歌えてしまったため趣が変わって「福が転じて災いとなす」という珍しいオチがついた、のなら面白いんですけど(笑)。

 

 

         カラオケ カラオケ カラオケ カラオケ カラオケ カラオケ

 

さて、今回のラストネタです。イエスのサウンドを劇的に変えるきっかけになったメンバーのトレバー・ラビンがスティービー・ニックスのために曲を作ったのですが、デモテープを聴いたドラムのアラン・ホワイトの「いい曲じゃ~ん。俺らでやろうよ。他人にあげるなんてもったいない!」という鶴の一声でイエスのレパートリーになりました。歴史の古いイエスが初めて全米ナンバーワンをとった「Owner Of A Lonely Heart」を作曲した立役者とはいえ、ラビンはイエスという老舗大物バンドの新参者ですから、大先輩に異を唱えられる立場ではありません。こうしてスティービー・ニックスにアプローチするチャンスを失ってしまったトレバー・ラビンが渋々(?)バンドで演奏した曲がこちらです

 

この曲「Love Will Find A Way」は1987年にリリースされたアルバム「Big Generator」に収録され、ファーストシングルとして発売されました。当時聴いたときにはイエスの曲にしてはちょっと異質な印象を持った(もちろん悪い意味ではありませんが)のですが、今回調べてみて合点がいきました。里子に出す予定の曲だったんですね。もしかしたら失恋風味も加わっていたのかもしれません(笑)。

 

      ルンルン  ルンルン  ルンルン  ルンルン  ルンルン  ルンルン  ルンルン

 

では、スティービー・ニックスが本当に歌っていた(笑)曲をどうぞ。1983年のヒット曲「Stand Back」です。彼女が車に乗っていた時、カーラジオから流れてきたプリンスの「Little Red Corvette」にインスパイアされて即興で作ったとのことです。曲の完成後、彼女はプリンスに直接電話をかけてひらめきを与えてくれたお礼をしたところ、レコーディングの際に何とプリンスご本人がスタジオに現れてシンセサイザーを演奏してくれたのだとか。そのエピソードにちなんで「Little Red Corvette」と「Stand Back」のマッシュアップです。こういうのあったら面白いなあ、と思ってyoutubeを漁っていたら、ありました(笑)。プリンスのインストにニックスの声がかぶっています。

 

 

あと一作でこのシリーズは終了でございますので、もう少しだけお付き合いいただけたらうれしいです。よろしくお願いいたします。ではまた。