大学病院で抜歯し、質問すると
医師から
恨むなら歯を恨めと言われた事は 
その後ずっと
頭から離れませんでした

抜歯後は新しく歯科医院を探しました
その時の自分は、腕の良さとかではなく
とにかく優しい先生に診てほしいとしか
思えませんでした

知り合いが、::「入れ歯の上手な優しい先生」がいる。
と ある歯科医院の評判を言っていた事を思い出し
ただそれだけで その歯科に行きました

まだ若い方でしたが補綴の専門医で優しいというか、穏やかな感じの無口な先生でした。
そこで抜歯したところをブリッジにしてもらいました。両側は既に削られてるし
ブリッジがいいでしょうと。

その医院の歯科衛生士の人からは
今までクリーニング受けてこなかったんですか⁉️甘いもの食べ過ぎですよ‼️などなど まあ恥ずかしい事散々言われました。腹も立ちましたが 言われた通り食べ物に気をつけて歯磨きも頑張り
歯茎は引き締まっていきました。

大学病院での 歯を恨め❗️
のセリフは頭にありましたし、
実際 こんな茶色い歯、好きじゃないし、総入れ歯で上等じゃん!
って開き直ってましたから
気持ちは楽でした。
なので逆に とことん手入れしてやろうという気になりました。

でも私はその無口な穏やかな先生の事も
信じてはいませんでした。

以前の経験から痛みに敏感になっていて
ちょっとの痛みでも先生に訴えましたが

ここはよく磨けば大丈夫です
とのお返事。

ああ、こいつもか💦
みたいな。

そしてその後、
保険の治療に限界を感じ?
自由診療で 寄り添ってもらいながら
診てくれる先生を探そうと思うようになりました。
話をよく聞いてくれて
質問にも答えてくれる先生
やはりそれにはお金かかるのね。。

恨みの歯と大学の医者がいうって事は
私の歯は
治療しにくい形態なんじゃないかと
素人ながら感じるようになりました
(今思えば、下手くそな歯科を選んでただけかもですけど💦)

だったら治せる先生に診てもらうしかない
それには金もかかる。という結論に至りました

話はそれますが、私は父と仲が悪かった
いつも喧嘩ばかりでした。
そんな父が高齢になり、病気もし、
認知症になり、そして昨年
リウマチの為に飲んでいた骨粗鬆症の予防薬の影響で
額骨壊死という恐ろしい病気になりました。顎の骨が広範囲に腐り手術しかないとのことでしたが認知症で高齢でリハビリにも耐えられないとのことで
手術はしないことにしましたが
膿が溜まり ほっぺたに穴が空き
悲惨としか言えない状態です

親子揃って 歯で苦労して
私に抗生物質を飲ませ続けこんな色にした父が 骨が腐るって
何の因果かって 思いましたね。

将来の自分を見ているようです
こんな風に苦しんで死にたくないなあ
って介護しながらつくづく感じます

なので歯にお金かけても治しておこうと
思うようになりました。


そして
その後私は 徐々に
考えが変わっていきました
というか、変えようと思うように
なりました。人のせいにするのに
疲れました。

恨みというなら
親を恨んでいた私でした。
それに疲れました。