近くて遠い神戸 | もー ええって(−_−#)

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パニック障害や橋本病など、体調がばっとしないながらも、このまま落ち込んでられるかー!

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昨夜、神戸の実家の母から連絡があり、入院中の父の容態が思わしくないので、一度顔を出す様にとのことでした。

19才で実家を離れて、21才で長男を出産しました。

二人の息子達の父親になる、私にとって、配偶者となる男性が、アメリカ人、黒人種であったことから、家族から大変な反対の末、縁を切るとのことで、それ以来実家の敷居をまたぐことはありませんでした。

子供が出来てから一度、子供を連れて突然立ち寄った事がありましたが、玄関で追い返され、近所の目があるので、二度と近所には寄り付かないように言われました。

その後離婚したり、色々ありましたが、実家とはたまに電話のやりとりがある程度でした。

私には一人兄がいるのですが、ある時訪ねて来て、書類の記入をうながされました。私の相続放棄の手続きでした。

家の血を汚したと、私の人生の選択は間違っていたと、謝罪を求められましたが、「この身が灰になっても私のしたことが、人の道に外れるとは思わない、謝らない」と言った記憶があります。

年月が流れて、病院で父との再開、父はすっかり痩せて、痴呆にもなっていました。自分がどこにいるのかさえわかってなかったのですが、私のことは覚えていました。

今まであったコトは覚えてない様子でした。看護婦さんに、嬉しそうに「娘なんです。」と紹介してました。

爪を切ってくれと言われて、爪を切って、「また来るね」と言って帰りました。

私の人生の選択は人として間違ってたとは思いませんが、娘として、両親の期待に添えなかったコトは、申し訳なく思っています。





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