あけましておめでとうございます音譜

なんだかんだご無沙汰しておりますが
綴っていきたい話もたんまりなわけでしてあせる

細々更新して参ります。


近所の神社まで参拝し、隣のお寺さんで鐘をならしてきました。

長女は遊びに行ったきり行方不明で、次女三女はなんとまだ起きています。

真夜中の参拝といい、この時間に起きていることといい、大きくなったもんだなぁと…あせる

ワタシはとても付き合いきれないので先に布団に入りました。
あとは夫に任せます!

いいんです!
ヤツは「大晦日なんて絶対出ないっ!」と制したにもかかわらず2万超えでスッてきたんですからむかっむかっむかっ


みなさん今年もよろしくお願いいたします(__)


Android携帯からの投稿

身内が絡むと夫婦関係もうまくいかなくなるものですねぇ。

我が家、9月に義母が遊びに来て帰阪して以来、

ほとんどマトモに口をきいておりません。

惰性で夫婦関係続けいてる状態です。



あ!

昨日、ナミがお友達を連れてきましてね。

それがもうっ!ナミの好きな子のようなわけでして。

可愛いんだな、これが!

ユキと共にナメるように見ちゃったよ。

なかなかのイケメン。やるな、ナミ!!




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義父は気性が荒い。

義母が障害者になってからずいぶんと落ち着いたものの、

気に入らないことがあると暴力をふるう。

物を投げつける、汚い言葉で罵倒する。

特に明らかに義父に否がある場合。

義父に否があることばかりなのだが、その時が一番手に負えない。

弱い犬がキャンキャン吠えるのとよく似ている。

これが日常茶飯事だったらしい。


家族で食事をしていても、少しでも気に入らないことがあると

突然テーブルをひっくり返すようなことが、ごく当たり前に行われる。

母親が父親に怒鳴りつけられ、殴られるのを目の当たりにして

育ってきた子どもたち。

どの子どもたちもそんな父親になつくはずがない。

抱くのは嫌悪感のみだ。

それでも夫が子どもの頃には仕事が忙しく父親と接する時間が

ほとんどなかったため、上二人の兄たちと夫では父親に対する思いが

かなり違うように思う。


義父がそのようなことをするのは常に身内の中だけだ。

外では本当に話の分かる夫、父親を演じる。

こんな性格を歴代のお嫁さんたちも見てきている。


義父母はいわゆる嫁いびりなどをする人では決してないが、

嫁=身内なものだから容赦がない。

長兄の元嫁は本当によくできた女性で、常に義母を支えながらも

義父とうまく付き合っていた。


次兄の元嫁は盆正月以外は義実家に顔を出すことがなかった。

ワタシたちは長兄たちよりも遅くに結婚したし、住まいも藤沢にあったので

大阪へは年に数回遊びに行く程度。

盆正月にしか来ない次兄を、冷たい人だなぁと感じていた。

勝手なもんだよね。

本当のところはわからないけど、もしかしたら次兄の奥さんには

義実家と繋がっていたくないなにかがあったのかもしれないのに。

あの義父だもん、それもアリだと今なら思う。


嫁は身内なものだから、嫁の前でも普通に義母を怒鳴りつける。

義母が言うには、元嫁たちもかなりやられたらしい。

幸いなことに、ワタシ自身は義父に怒鳴られたりしたことは一度もない。

ワタシたちは大阪にいなかったしね。

その距離が義父との距離をあけていたように思う。


その点では義父に対する思いは、元嫁たちとワタシでは大きく違う。

ただ、ワタシに直接なにかを言うことはないが、ワタシの前で義母を

怒鳴りつけるなんてことは頻繁にあった。



お父さん、今日はどこか行く?



義母がこう聞いただけで



うっさいんじゃ!!




と怒鳴り散らしたことがある。



ハタで見ていたワタシは目がテンあせる



エッ?

そこ、怒鳴るとこ??



こんなこともあったな。



電球が切れたので義母が取り替えようとしたとき




んなもん今やらんでもええんじゃっ!!

ボケ!





ってさ、アンタってバカ?


こんなことがごく当たり前な風景なんだ、義実家は。




ワタシが一番不思議に思うのは、それを見ている子どもたちが

(次兄にしてもウチのダンナにしてもね)

誰も何も言わないことだ。


なぜ黙って見てる?

明らかに理不尽なこと言ってるんだよ。

それで母親が怒鳴られたり罵倒されてるのをなぜ見てるわけ?


理由は



言っても無駄だからほっとけ


言えば余計にややこしくなる







はーーーーっ?!





ワタシの父マサオも自慢できるような父親ではないが、

義父のように手を出したり声を荒げたりするような親ではなかった。

でもね、仮にもし母に対してマサオが義父のようなことをしたら

ワタシはきっと黙ってはいられないと思うんだよね。

娘ってそんなもんじゃありません?





これは義母から聞かされた話。

義母が泣きながらワタシに話したよ。


義母が脳梗塞で倒れ、長い入院生活の間に試験外泊があった。

左麻痺の残った義母は言語こそ奪われなかったものの、

支えなしでは自立歩行も危うい。

当然今までできたこともできないことが多い。

入浴もその一つだ。


健常な者は脱衣所で服の脱着をする。

その当たり前のことが義母はできない。

そのため、お風呂から出た後はほぼ素っ裸の状態で自室へ行き、

広げたタオルの上に座って体を拭く。

立位で着替えなんかできないんだよ。

もちろん体をタオルで巻くなんてこともできない。

右手しか使えないんだから、タオルを持ってしまうと歩行に支障をきたす。

それでも義母は肩からバスタオルをかけて、それなりに配慮して出てくる。


これを誰が咎めるというの?


試験外泊での入浴の後、この義母の姿を指さして義父は言ったんだよ。

それもね、義母の母親(この前亡くなったおばあちゃん)に。




たいがい気分悪いおまっせ!


クネクネしたクラゲみたいで!




好き好んで障害者になったわけではない。

実の娘を指してこんなことを言われたおばあちゃんは

どれだけ辛かっただろうと思うと心が痛む。



義母は義父の言い放ったこの言葉を今でも忘れられないと言う。

















昨日、チェックアウトの後真っ直ぐ新大阪に向かい

夕方前には帰宅しました。

本当に身内だけの小さなお葬式でした。

おばあちゃん、キレイなお顔してたなぁ。

夫を育ててくれたおばあちゃん。

ワタシのこともとても可愛がってくれました。

お別れができてよかった。


それにしてもホテルはいいですねぇ。

今まで、大阪へ行くときにホテルに泊まるという選択肢は

全くなかったんですね。

当たり前のように義実家に寝泊まりしていましたし、

それをイヤだと思ったこともなかったので。

快適ですしね、義実家。


だから大阪でホテルに泊まったのは初めてなのですが、

多少の出費はあれど、余計な気を使わないっていう点では

まさに天国です。


もう絶対に義実家には泊まらないもんね、ワタシ。

少なくともあのうすらバカのジジイが生きてるうちは!!




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義家族は両親と息子3人の5人家族。

長男は義父とはまたタイプの違ううすらバカで、現在は大阪を出て

川崎で一人暮らしをしている(らしい)。

ここは離婚をしていて、子供3人は奥さんのほうについて行った。


次男は義父の会社を継いで、現在は義実家から車で5分ほどの

距離に住んでいる(らしい)。

ここも離婚して3人の子どもは奥さんのほうへ。

次兄はそのあと再婚をして、今の奥さんとの間に子どもはいない。

車で5分の距離に住んでいるらしいのに、義実家にはお正月くらいしか

顔を出さない(らしい)。

義父の会社を継いだ次兄夫婦は、会社で頻繁に義父に会うものの、

会社へ行くことのない義母とは年に1~2度しか会うことがない。


今回のお葬式でも、久しぶりに次兄に会った義母が


「久しぶりやな。正月以来やな」


などと声をかけていたほどだ。

東京に住んでいるワタシとは2ヵ月おきくらいに会ってるのにね。


そして末っ子三男がウチのダンナ。

長兄とは13歳、次兄とは8歳離れているので三男でありながら

一人っ子のようなものだ。

夫は三兄弟の中で一番自由に育てられてきた。

というよりも、夫が生まれたころは両親とも会社が軌道に乗り始め、

仕事がとても忙しかったため、夫はもっとも両親の手をかけられず育った。


子供の頃親と過ごした記憶がない。


よく夫がこう言っていた。


これに対し、寂しいとか悲しいなどと思ったことはないという。

自由気ままに生きてきた三男坊だ。

だからなのか、夫の両親への接し方は親子という関係とは程遠い。

良く言えば優しい。

他人に対する気遣いというか、声掛け一つにしてもよそ様に話しかけるような

優しい話し方をする。

悪く言えば他人行儀。


恐らく夫は親子喧嘩などしたことがないんだろうなぁと思う。

親にわがままを言うこともない。

長兄と次兄は義父からあらゆる期待を背負わされ、

必要以上に厳しく育てられたようだが、義父は夫には何も言わなかったらしい。



義母はまさしく「大阪のおかん」。

正真正銘の「B型気質」な女性だ。


何事においてもポジティブシンキング。

どんなミスも笑いに変える明るさがある。

4姉弟の長女で下3人は弟なので、亡くなったおばあちゃんにとっては

なによりも頼りになる娘だったに違いない。


義母が脳梗塞で倒れてもう18年になるが、当時生死をさまよい

結果左半身に大きな麻痺が残った時にも、リハビリをレクリエーションのごとく

楽しんでいた姿は本当に感心する以外なにものでもない。


大雑把なようでも実は非常に神経の細かい女性だ。

ただ、人の会話に遠慮なく割り込んでくること、人の話を聞かないこと、

なんというか・・・常に神輿の上に立つ女という感じ?

その点は年のせいなのか本来の性格なのか・・・って感じ。

正真正銘の姉御肌的存在の女性だ。




うすらバカ・・・これが義父。


生まれは広島県尾道市。

男一人の確か8人姉兄妹(?)。

上にお姉さんが一人いて、下は妹ばかり6人だったかな。

母親違いの妹がいたりして、正確な人数を忘れてしまったわ。


義父の父親というのがボンクラだったようで、貧乏だった義父は

中学を卒業し大阪へ上阪。

詳しいことはわからないが、20歳そこそこで義母と結婚して

(できちゃった結婚らしい)会社を作った苦労人。

今はリタイアし会長という立場になり、会社は次兄が継いでいる。


ここ、兄妹の関係が素晴らしく強い。

妹たちは兄のいうことは絶対だと思っていて、義父の言うことに

逆らう者など一人もいない。

誰も中には入れませんよという状態。

義父は尾道をこよなく愛し、今でも月に数回は尾道に帰っている。

尾道の話をし出すと止まらなくなるほどの尾道フェチだ。


そういえば、義父の実家のお墓は当然尾道にあったんだけど、

義父の父親(夫のおじいちゃん)が亡くなった時に、新しいお墓を

建て直したんだよね。

もちろん父の意向で尾道に。


でもさ、義父が尾道を出てすでに60年経ってるわけ。

大阪で結婚し子どもが生まれ、生活の基盤全てが大阪なのに、

それでも尾道に建てちゃったんだよね。


義母がよく言ってるわ。


アホやで!

尾道なんかに建てたって誰も参られへん!!


その通りだわ。


大阪に実家があるのに、誰が尾道までお墓参りに行く?

しかもワタシたち東京だしね。


お義母さんに万が一のことがあっても、ワタシたち尾道まで

お墓参りに行けないね。


これ、お墓の話が出るたびに義母に言うんだけどね。



義父が尾道にお墓を建てるとき、当然のように義母も息子たちも

「んなアホな!!」と言ってたけど、誰一人として義父に直接言ったりは

しなかったんだよね。

みんな陰でコソコソ言ってたわ。

まぁ、言ったら最後、義父のことだから切れちゃうしね。



そういえば、新しいお墓を作ったもんだからお墓がひとつ余ったわけね。

で、義父が言いましたよ。

ええええ、夫にではなくワタシにね。




なのさん、お墓いらんか??

アンタらお墓ないやろ?





ドアホ!!

 



なんでワタシが尾道のお墓をもらわなきゃいけないんだよ!

我が家は娘が3人ですよ。

しかもワタシは生まれも育ちも東京なんです。



尾道の墓なんているかっ!!!





と、義家族紹介でこんなに長くなってしまいましたが続く。