茜のブログ

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今新型肺炎たけなわではあるけど今日で震災から9年である。

皆さんは数多の亡骸が連なる光景を見たことがあるだろうか?

私はある。9年前の震災後、宮城県内で見つかった遺体は全てグランディ21に集められ、私は親友と親友の母を探しにそこへ行った。

人間亡くなると肉の塊になる。皆無機質で同じ顔に見えて来る。損傷の激しい遺体やパンパンに膨れた溺死体は判別不可能、男女の見分けもつかない遺体もあった。だから身につけていた遺品による判別となる。従って津波で身ぐるみ剥がされかつ損傷の激しい遺体は遺族でも判別できない。不謹慎だけど当時殺人事件の遺体がそこにあったとしても震災被害者としてそこに並んでいるんじゃないかと私は思った。

この光景が今でも夢に出てくる。でも当時と違うのはそこに横たわっているのは私の大切な人たち。

そして最後は決まって係員に肩を叩かれこういわれる。

「お前何の役にも立たなかったな」

そこで私は目を覚ます。


高校時代の恩師が私たちをこう呼んだ。

【311の子】

「311の震災を経験した子は否応なく大人になった。そんなお前たちが可哀想だ」

私は夜毎襲う悪夢に打ち勝つ為には大人になるしかなかった。そして今度は助ける側になりたくて建築を専攻した。

天災から私の大切な人たちだけを助けることは不可能、だから私は愛国者になった。私がいう愛国者は己より公を優先する人のことをいう。愛国者でなければ災害対策の仕事はできない。


あれから又私たちは召集された。今回はS先生とは別に太田先輩と私があるプロジェクトメンバーに選ばれた。

太田先輩はともかく、たぶん私の場合は能力が認めらたわけではない。単に女性枠に私がはまっただけだろう。しかし選ばれたからには精一杯務めている。

当該プロジェクトメンバーの多くは土木や地質の専門家で建築屋の太田先輩と私はかなり異質、当初私たちが何故選ばれたのか疑問でしかなかったが、S先生が所属する建築メインのプロジェクトの概要が見えて来て、私たちのプロジェクトとの関連性を知ることになり納得した。

今回のプロジェクトは壮大だ。概算で積み上げて10兆を軽く超える。政府発表で取り敢えず5兆、政府もやっと危機を感じたのか?それとも今回も大風呂敷を広げただけなのか?は未だ解らない。今の新型肺炎対策で専門家を使いこなせていない様を見ると、いつでも梯子を外される危機感はある。もし又事業凍結となれば災害対策の専門家の多くは心折れ立ち直れないだろう。この事業は政治家がイニシアチブを取って来たわけではなく、現在の日本の災害対策の不備に警鐘を鳴らして来た専門家(スペシャリスト)が進めて来たそれこそ蜘蛛の糸である。それも最後の1本の糸・・・。


こんな壮大な事業たぶん10年後にはもうできない。それを今借金(国債)でやっていいのか?

でもそれをやらなければ沢山の人たちが死ぬ。これは間違いない。

1億2000万人が作った借金を私たち9000万人時代を生きる者が返す。

このまま自民党政権が続いたら間違いなく将来日本は破綻する。だけど今は自民党に代わる政党が1つもない。売国奴ばかりの自民党だけど災害対策をやる政党は自民党しかない。

今は10年後出て来るであろうそれ迄我慢するしかない。今、野党政権になってる余裕はない。

小泉政権後期から民主党政権で大規模な災害対策事業は全て中止になった。

今度中止になったらもう終わり、少なくとも今いる専門家はもう本気にならない。

どれだけの国民が今危機感を持っているのかは知らない。危機感を持っている国民なんていないのかも知れない。でもその危機感が希薄な国民でも守らなければいけない。

でもこの2つだけは意識して欲しい。

『自己責任』『自分の身は自分で守る』

日本のマスメディアは否定するだろう。日本の野党と呼ばれている人たちも否定するだろう。でも海外では当たり前の意識で、本来災害の多い日本ではより意識しなくてはいけないものである。

まず自分が住んでいる、働いている地域のハザードマップを確認する。そして不安箇所や不備は役所に確認する。改善できそうなものは要望を出す。個人の自己責任では及ばない事をするのが自治体だったり国の責任である。だから自己責任の範疇をそれぞれ確認して欲しい。

そしてそのエリアで災害対策事業に反対する団体があれば、その反対に反対の声をあげる。「死にたくない!」と意思表示する。その団体の主張を聞いてみれば解る。そこにある危機から地域を守る為の策もなく反対している事が。だから「死にたくない!」と声に出して欲しい。

台風19号の後、公共事業に反対して来た野党の面々がそれぞれ見苦しい言い訳をしていた。

立憲民主党のある議員は「八ッ場ダムで利根川流域が救われたというが八ッ場ダムの効果なんかたかが10~15㎝だ!」

その10~15㎝という値は下流部だと推測されるが、上流部にいくと50㎝程度になる。そして治水とは上流から下流、ひいては支流まで総合的に計画しなければ意味がない。ダムも護岸も調整池もそれぞれ一つの効果に過ぎず、八ッ場ダム一つの効果を唄ってる時点で治水対策を全然解っていない(それは八ッ場ダム一つを過剰評価している人も同じく)

そして上流部50㎝はとても大きな数字である。たかがではない。共産党が何故か好む地下貯水槽などそれこそそこまで辿り着く水量を上中下流で調整しなければパンクする。

江戸川のスーパー堤防についてもそれに反対して来た共産党議員が批判を浴びた。

スーパー堤防は別にスーパーでも何でもない。河川の周辺地盤をかさ上げして堤体幅を拡げるだけである。しかし堤体幅を拡げれば決壊しにくい強い堤防になるのは事実。

しかし共産党は対案もなくスーパー堤防に反対して来た。スーパー堤防だけではない、現在東北沿岸の防潮堤にも反対している。勿論対案などない。

私の物差しでは災害対策に対案なく反対する者はもれなく人殺しである。

だから皆さん、殺さないで!殺されないで!自殺しないで!生きたい!といって!

難しいことなんか考えなくていい。毎日楽しいことばかり考えて、美味しいもの食べて、好きな人と一緒にいて、いっぱい笑って・・・

でもそれ全部生きてるからできるんです。肉の塊になったらもう何もできない。だから生きようとして下さい。

私は事業に反対する人でも一人残らず救いたい。誰が死んでもそれは悪夢でしかない。でも彼らに構っていられる余裕は現場レベルでない。


「Let the day take the blame 」


私は愛国者でありたい。