つながらない妻への電話
飛び乗ったタクシー
ベッドで泣いていた2人
不安のまま、車で過ごした夜。
京陵中から寺本さんちへ。
アドレナリンが出まくり、余震に震えた夜。
4/15 学校を片付け、翌週からの再開に備えた日。
学校中のひび。天井剥き出しの恐ろしい教室。
3人でリビングに川の字で寝た夜。
余震の度に目を覚まし、いつまで続くのか不安に思った。
4/16 1:25 震度7の本震。
下から突き上げられるような衝撃
2人に覆いかぶさり、揺れのおさまるのをまったが、何分も続く強い揺れ。
「この天井が落ちてきたら、死ぬ。」
心からそう思った。
この2人だけは守りたい。
揺れの中で妻に告げた。
「揺れが止まったら出るぞ。」
収まった揺れ。
その場にあったものをとにかくとって外へ。
アパートのみんなと相談しながら電信柱を見つめて過ごした恐怖の車中泊。
朝から附属小学校へ。
副校長と開けた体育館。
まわった校舎内。
壁の倒れた6年教室。
傾いたように思える廊下。
m尾先生、m山先生と過ごした緊迫した1日。
帰宅する管理職。
s垣さんのおかげで届いた物資。
長男を抱いて指示するプールへの水汲み。
腹の張った妻。薬をもらって安心。
追い詰められた時に見える人の本性。
たくさんもらっていく人。
遠慮してくれる人。
こんなときにも妻の体調を心配してくださる先生方。
余震の続く不安な夜。
翌朝、大川へ。
戻らなくてもいいんじゃない?という妻。
大川への道中でたくさんの救急車やトラックとすれ違う。
人々のあたたかさに涙が止まらない。
自分たちが立ち上がらなくては。
そう決意させた朝。
