私の今1番好きな人は、知り合って30年来の先輩。大学生の時に出会った一回り上の先輩。
職業人としての私の羅針盤のような人。
人としてもずっとリスペクトしてる。
大学生の時の出会いがきっかけで仲良くなって、何かと面倒みてもらっていた。
私の結婚式の披露宴では司会もしてくれた。
私は結婚して、他県へ引っ越した。そこで仕事を続けている。
何年に一回、、という感じでやってくる仕事上の壁。都度、電話やメールで相談にのってもらっていた。そして、いつもしっくりくるヒントやアドバイスをくれた。
そうやって細々と付き合いは続いてはいたけれど、なかなか会える機会がもてないままに25年くらいが過ぎた。
一昨年。年明けに久しぶりに先輩からライン。
私の住む県に出張で行くことになったよ、と。
久しぶりに会うか、と。
私の羅針盤である先輩に会わないわけはない。
そして25年ぶりの再会を果たした。
私は異動一年目でこれまでとはちょっと違った業務についた年だった。
わからないことばかりで、自己肯定感漠下がりだった。
久しぶりに会ったのに、もう仕事やりたくない。自分はダメだ、って内容ばかり話してしまった。
先輩は慰めるでなく私を叱責した。
怒ってるんじゃなかったけど、私のしていることをきちんと価値付けながらの説教だった。
辞めるなんて二度と言うな。
私は( ゚д゚)ハッ!とした。
落ち込む日々、下ばかり向いていた毎日だったけど、先輩の説教で背中が伸びたような感じになった。
会えて良かった、やっぱり。
心からそう思った。
小一時間のティータイムを終え、帰路へ。
別れ際にハグしてくれて。
すごく元気が出た。
次に会える機会があったら弱音を吐かない、一回り成長した自分になってなきゃ。
そう思わせられた、良い時間だった。
この再会が、のちに私の心を揺さぶりまくることになるとは、この時は考えもしなかった。。。