北海道766.4kmの旅 その⑥ 旅行2日目その2(昔語り多めです><) | みちゃこのブログ One Step Closer

みちゃこのブログ One Step Closer

ブログの説明を入力します。

支笏湖から洞爺湖温泉までは、73.5km。

35年前、どこのキャンプ場に宿泊していたのかは、

今となっては覚えていないものの、間違いなく、

今から走る道を通っていたはずだ自転車

その事実だけでも、何だか嬉しくなる。

 

北海道の道路、を想像する時に、真っ先に浮かぶ印象は

「ひたすら真っすぐな道と、アップダウン」

 

サイクリングをするにあたっては、北海道の道は

直線過ぎて、先がず~っと見渡せるから

走っても走っても見えている場所に辿り着かない感じと

とにかくアップダウンが多いので、坂を下った後に、

下ったスピードを上手く利用して、どこまで楽に上ることが

出来るかが、体力面においてかなり大事だった。

 

残念ながら、支笏湖←→洞爺湖間は、美笛峠を越える

ルートになるので、しばらく支笏湖を右手に見ながら

(それでも木々が多くて、そんなには見られない)

湖から離れた後は、普通に山道になっていて、車の

アクセルとブレーキを使用するだけでは測り知れない

勾配はそれなりにあるはずで。

サイクリングを始めて3ヶ月強の18歳の私がどんな風に

ペダルを漕いでいたかは思い出せないな~あせるあせるあせる

 

みんなで自転車走り抜けた記憶より、夜のレクやコンパの方が

強烈に残っているイベントだったりしますキョロキョロあせる

そして、他大学の人達との交流がめちゃくちゃ楽しかったラブラブ

 

・・・それにしてもこの道路、歩道が狭すぎる。

道幅もそれ程ない。

車もサイクリング車も、気を遣う道ではあるな~と改めて

思う。当時は車の免許持っていなかったから、

車ドライバーの心境はわからなかったけれど、ね。

 

それでも当時は、車窓から応援してくれる人たちや

手で合図してくれるライダー、そしてすれ違うチャリダー

(北海道ではサイクリストは「チャリダー」と呼ばれてたな爆  笑)に

たくさん元気を貰っていましたおねがい

 

そんなことを考えつつ、安全運転を心掛け、

昭和新山近くのガソリンスタンドで給油。

前日から、およそ500km走って、初給油。

昭和新山の姿にやけに感動している夫に対し、

そう言えば、昭和新山も有珠山も近いのに、そもそも

洞爺湖周辺に対して、観光することを全く考えていなかった

自分に気づく。

 

・・・ごめんなさい、本当に洞爺湖に泊まることしか

考えてなかったよガーン

洞爺湖サミットの記念館とかも、計画段階では考えていたのに!

 

14:40無事に本日の宿泊場所に到着し、とりあえずチェックイン。

早めにチェックインしたのは、今後の予定を部屋に入ってから

決めるつもりでいたからだった。

と言っても、ほぼ私の中では予定は決まっていたのだけれどねニコニコ

 

早めにチェックインした理由、それは、洞爺湖ではロングランで

毎晩花火大会花火が行われていることにあった。

 

 

 

実は、洞爺湖温泉に宿泊しようと思ったのは明確な理由があった。

33年前、自転車での日本縦断を試みた時に、立ち寄った場所の

ひとつが、ここ洞爺湖温泉だった。

33年前、8/22の夕方に、北海道最北端・宗谷岬を出発した私が

洞爺湖温泉に宿泊したのは、8/26だった。

日本縦断をするにあたって、宿泊場所に関しては、2~3日前に

どこまで辿り着けるかを計算して、その都度電話で宿泊場所を

予約するということを、ずっと繰り返していた。

今ではスマホ一台で簡単に出来ることですが、当時は、頼れるのは

公衆電話のみ。そして、公衆電話でいちいち宿泊場所を調べては

いられないので、予め、通ることを決めていた道の周辺にある

ユースホステルの電話番号と、観光協会の電話番号を一覧にして

持ち歩いていた私。

 

8/26は洞爺湖に泊まろうと、洞爺湖観光協会に電話した私に

告げられた事実は・・・

「その日は、花火大会があるので、部屋は殆ど埋まっていると

思います」との一言ガーンガーンガーン

 

それでも、車じゃない私の行動範囲は限られてしまう。

ダメもとで、教えられた旅館・ホテルに電話をし続けるしか

なかった。

(ちなみのちなみに・・・この当時、女性の一人宿泊は、

空室の有無にかかわらず、断られることが多かった。

どうやら、女性のひとり旅は、自殺の可能性があると

思われていたらしい。更に、一人での宿泊は採算が

とれずに、断られるパターンも多かったらしい。

だからこそ、ユースホステルの存在は有難かったんだよね。)

 

何件も断られ、絶望する中で、ようやく宿泊を引き受けてくれた

ホテルがあって、私は本当に安堵した。

たとえ、当時、一泊二食の宿泊の上限を5000円としていた

貧乏学生が、一泊二食1万円と言われようとも、

宿泊場所を確保できたことに安堵しかなかった。

そして、贅沢をしてしまったけれど、元々花火が大好きな私に

とっては、部屋から見た花火は本当に素晴らしくて、絶対に

日本縦断を成し遂げようと思えた出来事だったのだ。

 

 

・・・そんな経緯から、今回北海道旅行を計画した時に

もう一度、洞爺湖に泊まってみたいと思った。

調べる中で、洞爺湖の花火大会は、今ではロングラン開催で

毎日20分間打ち上げられることを知った。

 

だったら、花火大会を堪能したい~ラブラブラブラブラブラブ

 

そう思って、部屋からも花火大会を楽しめるであろう高層階の

部屋を予約したのだが、その後、もっと近くで花火大会を

楽しめる、「花火観賞船」という遊覧船の存在を知った私は

実際にホテルに行って、どこから花火を見るか見極めたかったのでした。

通された部屋は7階建ての6階。

こんな感じで部屋からバッチリ洞爺湖が見える!!

 

 

だけれど。

ホテルに入って知ったことは、20分間のうち、最初の10分しか部屋からは

見ることが出来ず、湖畔に行けば最後まで見ることが可能だと言う事実。

 

この花火大会、湖を移動する船から上がるのだと言う。

湖の洞爺湖温泉側(南側)を、西岸から東岸まで移動する船から

打ち上げられるらしく、部屋からは後半は見られない。

 

部屋で前半だけ見るか、湖畔で見るか、お金を払って遊覧船で

見るか・・・

三択を宿泊部屋で決めることに。

 

当初、夕食後にわざわざ外に出たくないという夫に対し、

花火を観たくてこの宿に決めたけれど、10分しか見られないのは

不本意。だったら私一人でも遊覧船から見たいと伝える私。

正直、本当にたとえ一人ででも、観たかったのだ。

そこに娘が乗っかり「私も船から見たい」となり。

息子は父と一緒にいると言ったのだが、最終的には、四人で船に

乗ることとなる。

 

そこまで話が進んだところで、当初の予定通り、この後

地球岬に行こうと決める私達。

(洞爺湖周辺の観光より、海が見える観光をしたくて当初から

予定していたのでした)

 

花火観賞船が予約できるかもしれないと、、出発前に

息子以外の三人で洞爺湖畔を歩く私達。

てっきり、部屋から見えた船着き場から花火観賞船が出ると

思っていたら、逆方向から出る船で、しかも19時半からしか

乗船券が買えないことを教えてもらう。

 

ええええええええええええガーンガーンガーン

 

花火が上がるのは20:45~。

その前に夕食にしようと私達が指定したのが19時~。

むむむ。夕食時に私が抜けて乗船券を買いに行くか???

そしたら、ホテルで貰ったクーポンが利用できて

ちょっと安く乗船券が買える。

 

でも。私は知っていた。

ネットから、こちらの乗船券を予約できることを。

天候により、絶対に花火大会が開催されるかわからないことと

ホテルのクーポン券はあるような気がして事前予約は

しなかったけれど、この状況は予約してしまう方が良いかと

判断。

地球岬へと向かう道中、後部座席で私は、

花火観賞船4人分の予約を完了させた。

 

花火も楽しみだし、クーポンで安くなるもの魅力的だけど、

せっかくだから、夕食もちゃんとゆっくり味わいたいからね爆  笑

 

今夜の予定が決まった時点で、

こちらも楽しみにしていた、地球岬に心が弾むラブラブラブラブラブラブ