今年の夏休み(!?) その①宝永山へ | みちゃこのブログ One Step Closer

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いよいよ旅行当日。朝6時半出発。

ちなみに、夫婦二人だけの旅行は、新婚旅行以来

優に20年以上経っている。

仕事命の夫と、二人で旅行なんて年老いても無いんじゃないかと

実は本気で思っていた私にとっては、かなりレアケース爆  笑

さてさて、どんな三日間になるのでしょうか!

 

 

前日、雨は回避できるかも?と思っていたのも束の間、

またまた天気は下り坂ダウン

家を出る時は晴れていて晴れ、しばらくはずっと青空だったけれど、

東名高速を進んでいく、その向かう先には厚い雲。

ここからなら見えるはず!の富士山も、ま~ったく見えない。

曇りよりも雨の確率が上がっていく・・・

(むしろ、静岡よりも山梨の方が雨の確率低い感じあせる

 

8:30頃、足柄SAでトイレ休憩とスタバでドリンク購入して

前夜作っておいたおにぎりおにぎりで朝食。

 

お昼はスカイライン五合目で調達すれば良いやと思っていたのが

この日の失敗点かな~あせる

 

その後、とうとう降り出した雨は、時に激しく、時に霧雨に。

でも基本、ず~っと降り続いていました雨

雨雲レーダーを見ると、この後は降ったりやんだりを繰り返しそうえーん

それでも期待を込めて、スカイライン五合目に辿り着く。

 

時刻は9:40。雨・・・全然やみそうにない。

そして、何より驚いたのが。

 

・・・え~っと、ここが五合目ですか???ガーン

 

前日、スカイライン・・・表富士宮口五合目について調べて、

スバルライン五合目のような観光地ではないという認識はしていたけれど、

正直、ここまで小じんまりしているとは思っていませんでしたあせる

 

写真右側の階段から登山口に向かうようなので、

とりあえず、トイレを済ませてからレインコートを着用して

登山の準備を始める。

 

標高に慣れる為、1時間弱はここに滞在した方が良いのだけれど、

何か居場所がなくて、とりあえず行こうかってな感じで

30分ほどで登山開始しちゃいました。

↓持参している金剛杖は、1999年に購入したものキラキラ

 

 

改めて二人で記念撮影をして、いざ、まずは六合目へ!

 

六合目までは割とすぐに着きそうだと思って歩き始めたものの、

すぐに息が上がってしまうあせる

あ、あれ?六合目まででこんなにきついの???ガーン

元々、私の最大の弱点は心肺機能が低いこと。

ゆっくりなら走れるし登れるけれど、平均的な速さについていけない

自覚は昔からある。それこそ、大学時代のサイクリング部の時から。

 

こんなにきつくて大丈夫か、私ガーン

それとも久しぶりだから、きついだけ?そのうち慣れる?

 

ちょっと心配になりつつも、六合目までは、平均的な時間で辿り着けた(多分)。

 

ここから、富士山頂を目指すルートと、宝永山に向かうルートに分かれます。

でも、景色込みで色々理解できるのは、戻ってきた後。

とにかく雨は降り続いているし、視界が悪すぎて、良く分かっていないのが

この時の本音。

 

とりあえず、宝永山側に進みます。

同時にここから先は、トイレも山小屋もない道を進みます。

 

標識だけはちゃんと存在しているので道に迷うことはなさそうだけれど、

とにかく視界が悪すぎて、ただただ道なりに進むだけ。

 

まずは、第一火口と第二火口が見られるという火口底のベンチを

目指して歩く。この辺りは上るにしても下るにしても、割とフラット。

まあまあ良いペースでベンチ到着。

でも、なぁ~んにも見えないあせる

 

とりあえず、先に進むことに。

しかぁ~し!!

ここからが大変でしたえーんえーんえーん

 

いわゆるザレ場という、小石を敷き詰めたような斜面が続くので

一歩進むたびに、ズボズボと足が埋まり、とにかく一歩がめちゃくちゃ

大変ガーン全っ然先に進まないえーん

追い打ちをかけるように天気もどんどん悪化し、周りは何も見えない。

風も強い。このきつい上りはあそこまでかな?あの辺までかな?

なんて希望を託して進んでも、ずっと同じままガーン

 

夫には「今までもこんなペースで(富士山を)登っていたの?」と聞かれ・・・

家族四人での登山は、ペース的にどうしても男性チームと女性チームに

分かれてしまい、更に私が娘の足を引っ張っていたことは事実。

そんなことは全く知らなかった夫にとっては当然の疑問。

 

・・・そうだよ。一番登山したがっている私のペースはカメさんなんだよ><

 

それでも、私を気遣いつつ登山を続ける夫。

正直、カメさんペースなら山頂まで行ける。

だけど、天気も悪くなる一方で、最大の懸念は飲み物は持っていても

食べ物は持っていないこと!!

 

あとどのくらいで山頂に着くのかもよく分からず、無理矢理登山を続けた

後のことを考えると、強行突破は無責任だよなって想いが強くなり、

とっても残念だったけど、途中で山頂は断念して引き返すことにしました。

 

悔しいなぁ、あともうちょっとだった気もするし。

でも、思っていたより快適に下り始める。

 

すると。

火口底のベンチに辿り着く頃には、空が明るくなってきた。

見えなかった景色が見え始めていた。

 

うわ~~~~~~~

天気が回復するなら、行っても良かったじゃん。

しかも、下り道、思ったよりきつくなかったじゃん!

(吉田口からの下り道は、それなりにきついのだ)

 

かと言って、今更上り直すことは無理!もう無理!!

悔しいから、全然見られなかった景色をここぞとばかりに

撮りまくった。

 

ここの一番高い場所が宝永山山頂か!!

 

しばらくこの辺にいて気づく。

私達、ここで引き返してた!

帰宅後、調べてみると、多分頂上まであと200m前後だったえーんえーんえーん

 

 

その後・・・

北東側が晴れてくる。

方向的に御殿場の市街地???

もしくは自衛隊基地???

 

そっかぁ、これが宝永山なのね~

 

六合目からの景色。

この時点で天気が良ければ宝永山は見えているんだね!

 

そして、ここが富士山頂への道。

スバルラインとは、また違った景色の六合目。

 

こちらに戻ってきた時点で13時頃だったので、山小屋でお昼を

食べました。私ラーメン、夫は肉蕎麦。

濡れて体が冷えていたので、温まることは出来ました。

そして、ご飯を食べる時点で、いつも富士登山している

時のような疲労感は全くない自分に気づきます。

強行突破、可能だったかも・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

その後、金剛杖に富士宮口初の焼印を押してもらいました。

(富士吉田口の焼印の裏側に押してくれました)

 

正直、山頂まで行けなかったのは悔しい。

だけれども、引き返した判断が間違っていたとも言い難い。

 

可能ならリベンジか・・・?

そんな想いを抱きつつ、14時頃五合目を後にしたのでした。