29日に叙勲・褒章の発表があり、
義父も受けることになりました。


国家公務員のキャリアでしたから、
天皇陛下から「おめでと」って言ってもらえる
なかなか良い賞の受賞です。


先日、義父が外出後行方不明になって、
痴呆の件も心配しましたが
後日聞いてみると目が見えないことで足元がおぼつかず、
帰宅できなくなってパニックになったことが主な原因のようなので、

(尊厳があるうちに)

間に合ったという感じがして

良かったなと感じてます。


衣装や、宿の手配、支度を手伝いながら
車いすも当然必要になるかと思い
手配を頼んだら、いつもは穏やかな義父が


「車いすに乗るなら辞退する」


とはっきりと言い切りました。

天皇陛下の前で車いすでいることが、
いろいろな意味で嫌なんだと思います。


お義父さんの気持ちの問題で、
そういう気持ちが残っていることに、
なんだかうれしくなり、応援したくなりました。


足元ものすごく危ういです・・・・


皇居内の拝謁は、伴侶のみで、
旦那の介添えも手前までしか入れません。

義母も高齢になり足元が頼りない感じなのですが、
そこは何とか頑張ってもらうことになります。


暗い話題が多かった旦那の家族に久しぶりの明るい話題。

旦那は言わないけど自慢の親父の受賞に嬉しそう。


義父にとっては人生の集大成かもしれませんから
何とか無事に済むように願わずにはいられません。