月曜日に見学に伺った洋裁教室。


9月の月曜コースは、休日が何度か有ってもったいないので

水曜日の教室を選び今日から始めました。


洋裁学校の形式は、
まず元となる原型を引くところから始まる、
ドレメ式、や文化式などの方式。
または工場式のパターンメーキング、トワレで作る立体裁断のもの

など色々有るようでどんな方式でやるのか興味津々でしたが、


和服のリメイク教室は人数が大変多いと言う事で、パターンは自分では引かず
先生の引いてくれるパターンを使って、
切しつけ、仮縫いを経る、お仕立て系のやり方でやります。


先生は紳士服のテーラーメード出身なので、文化式原型とかそういう

のは使わないんだそう、どうやってパターンを引くんでしょうね。

そのうちノウハウを教わって行きたいな。


私は切しつけ、ロックミシンを使った端の処理、仮縫いなど皆未経験なので
それを覚えるだけでも勉強になるかなと思いここに決定しました。


先生は、なんと御年”80歳”の小柄な女性。


20名ほどの生徒を見回り、一つ一つの手順を教え
自分の意見を言い、明るく、毒舌も交え、仕事を楽しんでいます。

元は伊勢佐木町の高級テーラーのパターンと縫製を行う

熟練技術者だったそうで、
そういう技術の話がかなり好きなので、

腕はダメでもしっかりテーラーメードの技術(の話)みたいなものを

薀蓄として教わていくのも楽しみ。


教室では私が最年少。


これから年を取って行く将来が暗く感じて心配でしたが
先輩方の持つ、まろやかな包容力やつましさやエレガントさ。
女性として、いや人間として十分魅力的だなと感じました。


これから人生勉強としても楽しみです。