たまたまTVのチャンネルを回したら
骨董の番組をやっていました。
李氏朝鮮時代の白磁のツボについてです。
韓国の人は陶磁器の白の差を良く見分けることができ、
白磁は王族が使った官窯の作品と知っているので、
少し青白く感じる端正な白が時代背景も含めて好まれる
そうですが、日本人は乳白の民窯のものに素朴さや
愛着を感じて好まれるのだそうです。
今回紹介された韓国でも最高の白磁の大壺は
形が見る場所で違います。
いびつなの。
それを繰り返し見るうちに、景色と捉え
味わいが深いと感じるように韓国の人はなって言ったそうです。
骨董に関しては、日本人も中国の明の陶磁器なども
確かいびつでヘタウマなものに
味が有ると楽しさを見つけ、茶道具なんかに
転用している歴史もありますもんね。
それを称して、韓国の骨董の目利きが
”韓国の人(の美意識は)はおおらかで大体良いくらいがほんとに良い”
とお話していたら
ゲストで付き添って居た樹木 希林さんが後でまぜっかえして
”大体良い人は本当は悪いって”切り替えして
解説の方は思わず手が止まっちゃったのが
見ていて面白かったです。
さすが人間観察が鋭いなと、
ドキッとしちゃった!
私の事だな~って