私にとってユーミンは

成功した才能あふれる人で、
カリスマで雲の上の人で女王様が許される人でした。


そんな私の認識に新しく”へぇ~”を持ち込んだのが
ムッシュかまやつさんの、


”ユーミンは1年中、生理の女の子みたい”のコメントです。




だって彼女って友人とのおしゃべりとか
華やかなフィフティーンズのような不良仲間の社交界
で取り仕切るチーママのイメージだったんだもん。



「出会ってからしばらくたったころ、
彼女に『一年中、生理の女のコみたい』と言ったことがあるの。
でも、これは僕なりの褒め言葉。いい意味での暗い感じ、
ネガティブなイメージがあった。
いまでも少女の面影が残ってるでしょ?
下品だけど『死ぬまで生理あがんないなー』って感じで、
これからもずっと女性の旗頭でいてほしいね」


そうなんだよね。

感受性の塊で、プライドが高くって
そのくせ劣等感の塊で、夢みがちで

詰まる所そういう自分を持て余してる
普通の未成熟な女の子だったんですね。


かわいい子には興味を持ち
容姿の悪い子には、見下すようなことが
平気で出来る底意地の悪さ、

未熟だからこそできた上から目線。


”真珠のピアス”の別れた男のベッドに

片方ピアスを落とす確信犯的な意地悪をしたり、
別れた彼と偶然逢った時、

安いサンダルが許せない自分がいたんですよね。


考えたら、

プライドが高すぎて粘着質で

こういう女、モテないと思う。


業とかコンプレックスがそんな風に

とんがった女の子を作って、その悲しさを自分自身が

一番よく解っている。


そういう普通の女の子なんだけど、

自分を客観視できるオリジナルな言葉を

持っていた。

それがユーミンですね。