日曜に八柱霊園に行くため
環七(かんなな)を通ったんですが、
(関係ないけどなんで環八(かんぱち)なのに
環七(かんしち)とは言わないのかね~)
広めの道路から、低層階、中層階の雑居ビルが並ぶ
風景を見て
”どこも変わりばえがしない景色だね~”
って言いましたら旦那は、
”ええ
この辺いかにも東京て感じじゃん”
と言うのでびっくりしてしまいました。
私の東京って、おしゃれなファッションショップや
ひねった建築が、どうよーって主張しているような
ちょっと背伸びしないと、近寄りにくいそういうところ
でした。
どこが、東京なの
どこが小田原と違うのさ~聞きましたら
”うぅ~ん、雰囲気かな、と
電線がまず多く、それが交差したり、
太さがまちまちだったり美観を考えられずに
その場の状況で付け足していく雑多さだったり、
なんとなく、古ぼけた築数十年の低層階の
建物だったり、
佃煮屋の看板とか、たまに漢字で黒のペンキで
屋号が書いてある商店だったり、
ちょっとだけの、各自が勝手に作った植栽だったり
ばらばらな花だったり、自転車だったり
集約的な生活感こそがザ・東京なんだな~って
ほぉ~っと自分の勝手な認識が、ぼろぼろ
と壊れた瞬間でした。
確かに、ずっと東京在住の人ってそれほど背伸びも
していないし、それほどおしゃれでもない。
おしゃれな人って、案外地方出身者だったり
しますもんね。
なるほどな~って面白かったです。