作家の”遠藤周作”のエッセイで
ゴルゴダの丘に巡礼の旅をした話が有ったんですが、
(彼は敬虔なクリスチャンでした)


そこの聖墳墓教会かな?
まあどこかそういう聖地に巡礼者がお供えをする場所で、
お祈りをしていたら、
隣でお祈りしていたおばちゃん一団の一人が、
こそこそ~って別の人のお供えを一つ失敬しちゃったそうです。


キリストの前でそれ、するか~な出来事なんですが


彼は咎めると言うより、
”くすっ”っていうおかしみを感じたそうです。
同時にキリストもウインクしたって感じましたって。


どんな時でも、なんとなくふと、罪を犯してしまう
人の弱さ、に対する共感なんでしょうね。


彼の目は弱者にいつも向けられています。
許す事の出来る、優しさ、芯の強さがあります。


弱者であるけれど、認めることができても
許すまで強くなれない、

そこが私の弱いところです。



49歳から始めるおしゃれの練習


今日の花、ドクダミです。

白い花が里山の小道に咲いていました。

雑草だと思うけど、なんとなくこそこそ摘んでます。


ここは整備のためのけもの道だけど、
たまに同じ目的の”花泥棒の同士に逢います。


お互いなんとなく目をそらすところが、

山の明るいハイカーとは一線を引きますね。