TVの宣伝で、
マイケル・サンデル教授の二番煎じなのか
コロンビア大学教授が自分の人生の選択を
流れに任せているか、それとも自分で選択しているか?
あなたは人生を運命と偶然に委ねていないか?
そのような問いかけをしていました。
自分の運命は自分で選択して切り開いていかなくてはならない。
そのような番組をするのであろうと言う感じでした。
流されて今があるような私は、ギクッとしてしまいました。
旦那は、ものすごく熟考して選択するタイプみたい。
考え過ぎちゃうから普段どうでも良い事は、
考えることを放棄するところがありますね。
だから外食ひとつ、選べなくてイラついちゃいますよ。
昔女優の”森光子”さんが芸者であって
身請けされて結婚したと言う事が有ったと言う話を
していました。
”今の人には解らないでしょうね・・・・”
自分が生きるため家族が生きつなぐため、
選択の自由なんか無かったと言う話です。
そういう価値観の中の世界で生きていたわけで
家族の為そういう選択をしたとも考えられます。
それに比べると、今は自由選択ができる時代で
良い時代だと思われます、
が、本当に選択が可能なのは
実は選ばれるだけの才能が有って初めてできる事とも思えます。
選択できるのは選択された一部の人の特権だったりも
するんですよね。
そのことは、踏まえてほしいかなって思います。
そうじゃない人にとっては、残酷な話だったりもするからね。
運や状況も時代背景もコロコロ変わっていくものです。
”運”やめぐりあわせはすごく影響するから
その中で有るときは流れに身を任せ、ある時は選択していく
そういうのが自然のような気がします。
自分の意志だけで成り立つわけではないんです。
だから時を見るという
すぐに選択しない選択と言うのもあると思います。
流れに任せて状況を判断できる時に初めて選択していく
日和見的なそういうやり方は選択していないように見えるかもしれないけど
選択を急げばよいと言う話でもないですからね。
私はずいぶんと引きこもりがちでしたが
それは若さを失ってしまったから後悔、
していないわけじゃないけど、
その時は外に出ない選択をして身を守る時期だったと思えます。
いずれにせよ、
人生を人のせいにしない事
選択する意味はここにあると思います。