原発に対しては、
今厳しい目が向けられていますが
女川原発では、今回の震災で地震津波に耐えた事を評価して
再開しても良いと言う考えも表明されているそうです。

この件について考えて見たんですが
確かに地震、津波と言うリスクには耐えられていますが
1000年に1度とかいうリスクを考える時
想定外のリスクを全て検証している訳では無いんですよね。

リスクにはテロや飛行機事故、
地震の時には、事によれば地盤その物が
隆起沈下したりすることなど色々考えられます。
その辺は判断の基準として考えては居ないんですよね。

ここでは、地震津波と言うリスクには耐えたという点を
評価しての判断であるわけです。

原発の選択を考える時
何処までリスクを受け入れるかという判断
が重要になってくると思います。
どういう選択をしたいか、どういう将来を考えるのか
科学者の事実データを下にほんとにどうしたいのか
国民なり国民の代表なりが判断して決めないと
いけなくなってくるわけです。

ドイツはリスクを含めてしばらくは必要悪として受け入れるけど
将来的には廃止していくという選択を国民がしています。

フランスは地震が少ない国土と
地下の岩塩層に使用済み廃棄物の処理が出来るという
地の利を生かして、リスクを受け入れつつ
原発を受け入れる判断をしています。

日本という国の特性、
資源の有無
安全性
経済への影響を考慮して
原発と言う安全性が不完全なエネルギーを
今後どう原発を判断していくのか

命も掛かっていますが生活も掛かっている訳で
よくよく考えていかないといけないなあと思いました。