週間ポストに面白い記事が載っていました。

http://www.news-postseven.com/archives/20110412_17250.html

震災後に

”久しぶりメール”や

”逢いたいメール”

ブライダル関連の商品も良く売れているんだそうです。


震災と言う非常時に打算ではない

愛を分かち合える対象を探そうという意識が

強くなったんだそうです。


被災先で必死に家族の行方を捜す姿に

その人にとってのかけがえの無いものは何か

訴えてくるものがありましたもんね。


そういうかけがえの無いものになりたいという気持ち

そういう共同体を作りたいと願う気持ち

解ります。



週末にはマイケル・サンデル究極の選択大震災特別講義

というYVがNHKでありました。


http://blog.goo.ne.jp/sinanodaimon/e/1fe5fe445bc254f651a534376e3404c1


こちらすばらしい要約がありますのでお読みくださいませ。


マイケル先生は哲学の先生ですからまあ理想主義なんですが


もしかすると今回の危機に対するグローバルな反応や支援の広がりは、

コミュニティーの意味やその境界線が変わりつつある、

広がりつつあることを示しているのではないだろうか。

これは兆しではないだろうか、

より拡大したコミュニティー意識、

そこに向けた始まりなのかも知れない。


今回の震災の惨状を地球の裏側の人もyoutubeなどで

リアルに見られるようになったので

わが事のように衝撃を受けられて

同じ人間として津波にさらわれる人を同じように悲しみ

深い同情を感じられたのだと思います。


映像の力は威力がありますから

どういう風に切り取るかで人が感じる感情まで操作してしまいますから

同情や共感も起こすし、パニックや暴動も起こす危険も有ります。


両刃の剣では有りますが

そのなかで人々の姿に

同じ人間が苦しんでいるという事実に

宗教や人種を超えて共感できる人としての

優しい感情が芽生える事も出来うるのかと


イマジンの世界


そういう心も人類にはあるのですね。