所用で電車に乗って出かけた折り

70歳前後と思われる3人の御婦人が私の前の座席に
座りました。


家族や御自分の病気の話を、和やかに
楽しそうにお話されていて、感じ良い雰囲気でした。


やせ形から中肉中背のスタイルで
どなたも外出用におしゃれをされていて居ます。


お一人は、白髪交じりのショートヘアーを
ふんわりと整え明るめの紫色のミックスツイードのハーフ
コートの襟元にチャコールグレーの毛皮の襟巻きが
品良くまとまっています。


パンツは同じくチャコールグレーで

(一寸緑色ががって居てマイナスでは有りますが)
此処までは許せるのですが


靴下がなぜか白黒のボーダーソックス


そこにくすんだ金色のおばさん向けのローシューズ
バッグもなぜかくすんだ赤とグレーが混じった玉虫色のショルダー

合わないよ、、、これ。


ソックスはチャコールグレーのタイツにして
バッグもこげ茶にしたら
もっと感じが良かったのに残念なのでした。


それと気になるのは同じ茶色でもグリーンがかった茶色

赤がかった茶色とか茶でも色々有りますが

そういう色味が合わないとなんか

遠くで見ると違和感があります。

茶であわせたから良い、と言うだけでなく色味とか明るさ

さらに素材感なんかがちぐはぐじゃないようにって

考えるのも大切だなって感じました。



もう一方は、黒での前面だけ銀色が混じったジャガード織の
柔らかいロングジャケッド
パンツも黒でよく見るとぽつんぽつんとアクセントに
銀色で羽の模様が浮き出していて凝った上下でした。


インにはエメラルドグリーンのタートルネックのセーター
しかしいただけない事に、その上に鮮やかな紫のストールを
撒いていて、襟元がうるさくなってしまってました。

襟は黒かエメラルドグリーンにそろえる方が良さそうですね。

さらに足元、やはりくすんだ金色(ブラウン?)のローシューズ
にショートストッキングを履かれていて、そのストッキングで押さえた
パンツの下にはかれたレギンスが少し覗いています。


もう一方は忘れてしまいました。。。


こう見ると、小物で失敗している事が
客観的に見て取れます。
どうしても一番新しく買ったもの、
楽なものに手が行ってしまうのでせっかくのコーディネートを
最後で台無しにしてしまうんでしょうね。


洋服だけは考えるけど、その後

寒そうだな~
荷物増えるんだろうな~
買い物ならたくさん歩きそうだし

なんてあれこれの思惑やその日のお天気が
後から思考に追加される事で
ちぐはぐになる要因が加わってしまうんでしょうね。


凡人の土壇場のコーディネートとしては
おしゃれと言われなくても良い。

悪目立ちはしたくない。


色はアクセントは1色とあと基本色2色の3色まで

同色でも色味にも十分注意を。

靴や鞄は洋服の色に合わせる。


洋服が1色なら靴鞄をアクセントカラーでも良い。


足元は目立つ。特に電車ではショートストッキングの境目が
覗くとおばちゃんっぽい。


靴下は無地が原則、


靴下をアクセントにするなら他の服装の色は1色。


あとおしゃれする時は靴下はカジュアル感があるので
カラータイツ、カラーハイソックスなど五ワットしないものの方が
エレガントに見える(その時の服で選択)


あぅ・・・
自分に言い聞かせてます。