私は暗示に掛かりやすい性分のようです。
アンチエイジングだって
自然派化粧品だって
美容外科だって
そのものの雰囲気と言っている人のカリスマ性だけで
やすやすと引っかかってしまい笑われます。
世の中には全面的に全て正しいなんてものは無い
そう疑ってかかったほうが良いようです。
たとえば医学、
西洋医学は対症療法です。
先人たちが色々な病気を試行錯誤して克服してきた
積み重ねで薬や治療法は確立してきた訳です。
今現在において、良い(エビデンスがある)
と思われる方法を積み重ねてそれを経験則的に
医者が処方する訳ですから
(作用も副作用も考慮してその兼ね合いでよい地点を選び
出していて、完璧な状態を目指せている訳じゃありません)
医者が何科であるか、専門が何であるか
経験の度合い、または設備、チーム医療であるか
なんて色々な要因で見方なんて変わってきちゃいます。
また金儲け主義かどうかで、内容も変化するでしょうね。
医療は健康を害した時、
その健康を回復する為の一つの道具です。
人間最終的には誰もが死ぬんですから
医療とて絶対的なものなんかで有るなんて考えは
そもそも間違っています。
医療その物に善悪があるわけではありません。
自分の生き方でどういう医療を選ぶか
それを決めたら良いだけの話です。
どんなものにも、一定の割合で悪意が入り込みます。
それも人間の一つの性だと思います。
そして思い込みが激しすぎるものも
視野を狭くします。
自然(商品)信仰
医療信仰
美容信仰
精神信仰
完全でないものについての行き過ぎた思い込みは、
道を踏み外し健全な精神をも蝕んでしまいます。
私たちは不完全な世界で生きているのですから
完璧や絶対など求めず
冷静な目で、コストなんかも考えつつ
自分の生き方を選びたいものです。