さて、今回の目玉のモナリザダイエットの講座です。


“モナリザ”とは、
“Most Obesity Known Are Low In Sympathetic Activity”
から取ったもの。日本語に翻訳すると、
「肥満者の大多数は交感神経系の働きが低下している」

という意味です。


通常摂取カロリーが消費カロリーより少なければ

痩せるはずですが、そうならない場合があります。

それは基礎代謝量を考えていないからですが

それでも痩せない場合もあります。

なぜかと言うと交感神経の働きが鈍いので

代謝が上手く進まないからです。


交感神経は自律神経の一つの神経で主に活動する時働きます。
もう一つは副交感神経で、こちらは休息時に優位に立ちます。


この神経は完全にどちらか一方という事は無く
各神経がいつの時でも何割かづつ持ち合ってバランスを
取っています。(だけどどちらか必ず優位にはなります)


活動時、交感神経をきちんと働かせ(身体を燃焼させ)
就寝時、ゆったりとこんどは副交感神経優位に働かせ
疲れたからだの機能を修復させる。

このように規則正しいリズムを作る事で

身体の機能を効率的に使えるようになります。


ダイエットする時は
溜め込んだ脂肪を溶かして、
(その時ノルアドレナリンという交感神経を促進させるホルモンが出て
脂肪の燃焼を促進させて溶かし)、
その後UCP1という物質が活発化して脂肪を燃焼させます。


この一連の代謝の活動をスムーズに行なわせるのが
ほれ働け~と脳から指令を出す交感神経なのです。


文明社会は自然のサイクルから離れがちの生活を
送りがちなので、自律神経の働きも自然のサイクルから
離れがちになります。



自然な身体のリズムを

インナーマッスルに働きかける運動などで取り戻して、
健康な心身のバランスを保たり

きちんとした生活習慣を身につけることが
自律神経を適正に働かせるコツになります。



ところで質疑応答の部分での質問で
普通の中年女性がハードな筋トレなどすることは
良いダイエットか?質問がありましたが

永遠にやり続けられないと、止めたとたん大変な
リバウンドに苦しむ事になりますから
それより代謝を上げるような試み


(交感神経を活発化させる生活習慣や運動や
あと自律神経をきちんと代謝に向かわせる為
余分な仕事である解毒を自律神経になるべく
させない事も大切とおっしゃっていました)


おまけに、当日の着画です。


49歳から始めるおしゃれの練習