セルサイクル



聞きなれない言葉ですが日本語で言うと

細胞周期と言います。


細胞は一つの細胞が分裂して最終段階に二つになることで
古い細胞を新しくしていきます。


その細胞分裂が完成されるまでの期間を細胞周期と言います。


細胞周期は一つの細胞が出来上がって機能しているとき
これを間期と言い


その細胞の周期が一通り終わると、
一つの細胞が二つに分裂しだします、
この期間を有糸分裂期と言います。
その有糸分裂期は図のような仕組みになっています。


49歳から始めるおしゃれの練習

この分裂の期間では、
各期間に間違ってDNAがコピーされていないか確認する
チェックポイントがあり


変な細胞が作られていたら修復させてして、


細胞は新陳代謝を行い、
古い細胞はアポトーシスや老化させ
癌などにならないように見張っているのです。


ところがこういう仕組みがあるにも関わらず
ある一定数の確率で間違いが起こってしまいます。

間違いや突然変異をしたものの中でも悪さするもの(癌化)と
しない物があります。


間違い(癌など)はありとあらゆる部分、で起こり
皮膚も臓器も血液も、免疫細胞やリンパ球だって
治すはずのナチュラルキラー細胞もお前もかよ~と言うほどの
頼りの綱だって癌になっちゃうのです。もぉ~~~


なぜ、間違うかと言うと
それは進化と関係が有るのです。


生き物は環境の激変に生き延びるために
色々違った遺伝子を持つ事で多様化させて
各環境に適合できる可能性を広げている訳です。


細胞は間違いを利用した突然変異を起こすことによって
多様化を行なっているのです。


コピーミスが進化と関係して遺伝子に組み込まれているので
防ぐ事が出来ないのですね。


作りたての間違い細胞も癌化した細胞もまずセルサイクルを
利用してアポトーシスさせたりして平常化を図り癌化を防いでいます。


しかし突然変異は、以上の理由で防ぎようが無いので

どんなに食事を規制しても、正しい生活をしてもそれはリスクを抑える事には

なりますが確立で癌の可能性をゼロにする事は不可能なのです。


だから癌になっちゃう人をいじめちゃダメなのよ。


セルシステムって

なかなか頼りにもなるし頼りにもならなかったり

複雑なもんですね。。。。