昨日も土曜日に引き続きメイクレッスンを受ける機会がありました。


テーマはフェイスプロポーション・レッスン。

ハイライトやシェーディングを駆使し

理想とする立体的な顔立ちに近づけましょうという趣旨です。


高級ラインの洋服、サンローランやジルサンダーなどの服を思い浮かべてください。

ダーツやタック、切り替えを駆使して美しいスタイルの位置をまず作っちゃって、その洋服の鎧というのか

形に身体の方をはめ込むような発想で即席のナイスプロポーションを完成させますよね。


それと同じように、まず理想的な骨格を自分の顔にはめ込み、それに沿って眉を下げたり

頬の側面の張り出した部分を濃いファンデーションでシェーディングしたり、鼻筋にハイライト入れたり

します。

もちろん本来の顔の形は人それぞれ違うから、シェーディングもハイライトも、入れる位置が変わります。

顔の長い私はシェーディングは余り必要なくハイライトも短く、

その代わり縦長を分断する横線が重要で、眉、頬紅は真横に幅狭く長めに入れます。


今の流行は顔の中央にパーツが寄ってあごなども小さい子供顔が流行です。

顔一つとっても若さが、美の基準になっていることが伺えますね。

面長のうりざね顔は今時流行らないのです。。。。ぐぅぅ



ところで食事中やメイクレッスンの前後や食事中に、今回のレッスン生の境遇など聞く

機会がありました。

20代のお嬢さんは、薬学を卒業して薬剤師になったんですが最初からカウンセリングの部門に

まわされて患者さんの悩みをすいすぎちゃったストレスで挫折、あらたにドラックストアーの薬剤師として

出発、でも一人で任されているのでとっても不安との事、

ニコニコ顔に癒される優しいお嬢さん、応援したくなるな~


またアラフォーの女性はアメリカ帰りのバツイチさんの看護士さん、

今は高齢出産お二人目の赤ちゃんを産んでお幸せなんでしょうね。

今回はメイク練習したらと言う旦那さんの要望でレッスンを受けられたそうです。

このかたはアダルトチルドレンの自助会などに入会されているようで、過去心に傷を負って

いらっしゃったようですね。


レッスン中先生が生徒をモデルにお手本を示されると、出来上がると”わ~可愛い”とか

良くなったね、などとなんとなく同調しているのですが、

その中で何が良いのか解らない?メイクはストレスで苦痛

と言う感じで戸惑っていらっしゃる方が居ました。

自分の感情や気持ちがよく解らなく表現できないから戸惑ってしまうのかな。

やはり今の社会では生きにくいのか、年明けにはアフリカに出向される事を希望している

らしいです。あちらの方が自分らしく生きやすいのでしょうね。

それでもこちらに来ようって決心されたのは、なにか思うところがあるんだろうな。。。。


自分が聞いた範囲だけでも人それぞれ、悩みを抱え何かを変えるきっかけに受講されている方が

多いんだな~ってびっくりしました。

メイクで自分の顔を変えることができるのは考えればすごい事ですね。

女性にとって美しさは心の自信に成るしよりどころにもなります。

メイクなどで外見を変えることがメンタルと直結しているんだと改めて実感しました。