昨夜の風がおさまり春の陽気です。
水槽のメダカが元気に泳いでいる様子に
癒やされます。
手前が室内の水槽のメダカたち
向こう側の外の睡蓮鉢に活き活き
メダカが春を待ち望んでいます。
今夜は夜に雨が降るらしいので
一昨日買った芝桜を自宅の階段脇に植えました。
芝桜には恵みの雨になるといいです
行きつけの魚売り場で見つけた春トビウオは
獲れたてと勧められ 即買いしました。
トビウオは、内臓以外捨てる部分がない魚です。
早速 つみれをつくり
アゴ汁にしていただきました。
トビウオと木の芽を合わせてすり身にするのですが、
山椒の木にはまだ 木の芽の存在すら見当たらず
残念ながら 木の芽無しのアゴ汁でした。
家族からアゴの出汁は
「旨味が濃い」・・・の嬉しい一言に
作った甲斐がありました。
大昔、北九州市小倉の郷土料理として
祖父母から母が教わり私は
母にコツを教わり
毎年、春には数回作ることにしています。
トビウオは三枚におろし
皮と中骨、昆布を水から入れ
弱火で出汁をつくります。
アク、骨などは漉します。
身は細かく切り すり鉢で擦り豆腐、
あれば塩麴(または塩)をくわえた後
団子状に纏め 煮立たせた汁に
絹豆腐とともにおとします。
酒、薄口しょうゆで味をととのえれば
でき上がりです。
※木の芽があれば、すり身に加え
盛り付けの際にものせると香りで引立ちます。
*トビウオのつみれ汁*
白く濁った汁がアゴ出しの旨味成分です。
酒、薄口醤油少々で汁の色を大事にするのも
ポイントです。