
映画館で2回鑑賞。
サクッと始まって
淡々と話が進んでいく。
余分な説明はなし。
特殊効果も派手な演出も
どんでん返しのストーリーもない。
でも、どんどん引きずり込まれて行く。
主人公をはじめとした皆の人生は
一般に言う「普通」とは違う。
でも、それがまるで「普通」の事のように
描かれている。
登場人物達たちは自分の身におきている事は
けっして人のせいにしていないんだなぁ。
多少はジタバタすることがあっても
最終的には運命は運命と受け入れている強さを感じる。
流されてるんじゃなくて受け入れている潔さが心地よい。
「ハッピーエンド」は幸せな終わり方であって
そのままハッピーが続く訳ではない。
この映画は決して「ハッピーエンド」ではない。
だけど、希望が見える。
短くても希望を繋いでいく。
あきらめる前にほんの少しだけでも
今までよりもっと頑張ってみよう…
ぼんやりとそんなふうに感じた。
2回目に見た時はレイトショーで鑑賞のあとに
堀口正樹監督と鳥羽潤さん、小林麻子さんのトークショーあり。
とばじゅん(なんかマツジュン風w)はカッコいいねー。
メンズポッキーの撮影秘話も聞けて嬉しかった。
そうして見てみると、あのCMの時の目力は
この映画の主人公の和也に近いものを感じる。
目力と言っても、決してキラキラした眼力ではなくて
目の奥底にある強さ。
ひなの信者の私としては
話の流れで「ひなのちゃん」って言っただけで感激。
ここ大事で「吉川さん」とか「ひなのさん」じゃなくて「ひなのちゃん」(笑)
小林麻子さんは映画の役の雰囲気とは違って
穏やかで素敵な大人の女性。
話のフォローの仕方が相手を思いやっていて、
決して自分を押し出さない。
見習いたいー!
堀口監督はすごい自然体なのねー。
勝手に寡黙なイメージがあったんだけど
相手の目線で話して伝えられる人なんだろうな。
一緒に飲んだら楽しいんだろうなぁ。
あっそれと、2回見て
亀は「萬年」って役者さんなんだってことがわかった w
ショートホープ2013年/日本/76分
渋谷ユーロスペースにて 9月26日(金)まで
大阪十三シアターセブンにて 10月11日(土)から公式HP以下HPより
愛はどこにあるんだろう?
全州国際映画祭で絶賛!2014年最強のインディペンデント日本映画はこれだ!
ストリッパーを母に持つ、小学4年生の児島和也は里子に出されていた。ところが里親に実子が誕生し、そんなときに母急逝の訃報が舞い込む。居場所を失った和也は、母が働いていたストリップ劇場へと向かう…。10歳の少年は、母の死をきっかけに本当の父親を探すことを決意する。蒲田から横浜までひたすら歩く和也が道中で出会う子どもたち、大人たち。立ちふさがる過酷な現実にほんろうされ、“愛”を“希望”を探し求める少年の孤独。現代社会で生き惑う人々を通じてようやく父親との対面を果たすのだが…和也の胸に去来する思いと、移り行く風景が見事に映像として溶け合い、ここに日本インディペンデント映画に新しい少年映画の傑作が誕生した。