グローバル・スタンダードの風潮が日本に入ってきてから
今日までの間に国内経済の変化とともに、
日本人の価値観や考え方も大きく変化したと
以前からとても強く感じている。

多くの企業が役員、正社員、大量の非正規雇用者という
ピラミッド型をどんどん進めていくことで、
格差社会となってきたのはみなさんもご存知の通り。

極端な階層社会であり、
トップの者が富を独占する社会であり、
弱い立場の者は搾取され続ける。
上部のものは下部のものに何をしてもよいという
風潮がまかり通るようになった。

弱者の真実がウソにされ、
強者のウソが真実になる。


人間関係の心理の綾もさらに複雑で深刻だ。

上司には認めて貰うためにゴマをすり媚び諂うが、
同僚や後輩に対しては傲慢な態度で接し、
平気で暴言を吐いたり、パワハラをする
異常な精神の輩が増え続けている。

彼らのように旗色の良い人物に付きたがり、
いつも自分を有利にすることだけを考えている人のことを
日和見(ひよりみ)、またはスノッブという。

僕の勤め先にも日和見やスノッブがいるが、
あんな人物になったらダメだなとつくづく思う。

日和見はお金と権力への依存と服従であり、
自らの霊性を穢し、どこまでも自分を貶めている。
何も考えること無く、
自分のやっていることがおかしいと感じることも無いのであろう。
愚かとしか言い様がない。


アセンションに伴い、
これからはその人の心に合った世界に分かれていき、
それぞれの心に相応しい世界に生きることになる。

日和見は人の精神の高潔さや魂の尊厳ということに
これまで何の関心も持つこと無く生きてきたのであり、
行き着く先はディセンション、地獄界である。


もしあなたが日和見であったと気づいたのであれば、
少し立ち止まって、
静かに自分の心を内観したらどうですか。

違和感に気づくということは
自らの精神衛生を保つのに
とても大切なことだと思う。