今朝、瞑想をしている時に直感で閃いたことがあります。

それは邪な心を持った人物からの嫉妬や悪意による
ネガティブな言動から自分を護る防御法です。

職場や家庭などで訳もなく突然怒鳴られたり、
侮辱された理不尽な経験は
誰でも少なからず経験があるかと思います。

その時、大きくふたつの反応の仕方があります。
ひとつは言い返す、怒鳴り返すなど相手と立ち向かう反応。
もうひとつは、我慢する、自分が悪かったのだと反省するという反応。

相手と同じように怒鳴り返すのは、
争いに発展するだけなのでここでは置いておきます。

我慢したり、ただ受け入れたりした人の思いは
相手の理不尽さに対する怒りと自分を正当化する思いの
ネガティブな感情の渦に巻き込まれてしまい、
いつまでも堂々巡りを繰り返して、
どんどん落ち込んで波動を落としてしまいます。


今朝気がついたのは、吉外やフレネミーから
このような悪意のある攻撃の言葉を受けた時、
実はその瞬間がとても大事だということです。

相手があなたを陥れようとする言葉や傷つけるような言葉を
あなたに向けて発してきたその瞬間、あなたは

「私は受け取らない。すべて送り返す。」

と心のなかで静かに意図するだけ。

たったこれだけです。

これは合気道のようにこちらに向かってくる相手の力を利用して
そのまま相手を投げ飛ばすのと同じです。


ここで一番大切なポイントは相手が怒鳴って来た、
その瞬間、その一瞬のタイミングを逃さないことです。


その瞬間から間髪入れずに、どれだけ意図出来るかで、
自分が受けるネガティブの割合が変わってくるからです。

その一瞬に100%完全に相手に送り返すように意図できれば、
相手が発したネガティブなエネルギーはすべて相手に戻っていきます。


これは単純で簡単なようですが、咄嗟の瞬間に完全に意図するのはなかなかすぐにはうまく行きませんので、やはり経験を積んで行くしかありません。


実は先日の職場の出来事で、ベテランが僕に怒鳴り散らして来た時、
100%ではなかったですが、僕はこれがほぼ出来ていたようで
あの時ネガティブな感情は少しありましたが、
いつまでも引きずることがなく、割りと心は平静としていました。

この経験が今朝の気づきに繋がっていると思います。


現在その人とは仕事での必要なことは話しています。
まあ、こちらからは関わる気はありませんがね・・・。


ちなみに漢字の「武」という文字は、矛を収めるという意味がある。

武の文字の戈(か)が矛(ほこ)という意味で
戈を止めるとのことで、
「武は矛を止むるをもってす」
という言葉が示しているように、武器で争わず、
防御するということがいかに大切なのかを
表している文字です。

理不尽な暴言を吐く相手と戦わず、
我慢したり、受け入れるのではなく、
心の中で一瞬に防御することはとても大切なことだと思います。