以下が寺子屋の教室の日常です
毎日の予習、復習、宿題の世話。白板を使って、あるいは机をはさんで、納得のいくまで説明します。抵抗がなければどんどん先行し、あれば後戻り。その説明をすぐ復習させ、生徒自身に説明させます。わかるだけではまだ序の口。自分で説明できるようにします。英語の教科書の今やっている部分をコピーし、解説しながら書き込んでいき、それを生徒に与えます。引っかかった数学や理科の問題の解答と解説をその場で紙に書いてやります。教材の和訳、英訳、現代語訳をプリントしたり吹き込んだり。レポート、作文、小論文の指導、添削。定期試験の準備(土壇場では、休日でも夜中までやるし、ヤマもかけます)。 一方では、高校や大学受験のための講義も継続します。特に大学受験については、消化するのによほどの覚悟と忍耐力が必要でしょう。その内容はいかなる予備校にも引けは取りません。 生徒は、しょっちゅう質問され、テーマや科目がどんどん変わるので、ぼんやりしている暇がありません。参考書や問題集の必要箇所が、法律の許す範囲内でコピーして渡されます。独自に開発された教材がA4で3千枚あり、これも、その時の生徒に適合した箇所をコピーして渡されます。作業のレベルとスピードが徐々に上がっていきます。 こういう生活を寺子屋で続けていると、勉強することが日常的な習慣となり、途中、弁当を食べたりお茶を飲んだり先生の冗談に笑ったりはしても、何時間でも高テンションを持続できるようになります。ちょうどスポーツ選手がコーチに鍛えられているみたいです。確認の癖がつき、話し方が論理的で緻密になり、受身の娯楽をつまらなく思い始めます。 以上は、主に、小、中、高、浪人生の様子です。学校の補習を求める生徒と、受験一本の生徒とでは、対応が違います。 更に、試験の前には大学生も来ます。横田基地の兵隊で大学生(全員上智大)という例もありました。大学生のレポートや卒論の“下書き”をやることもあります。 いったん社会に出たが大学に入りなおしたい人、看護師、教員等の資格試験を受けたい人、勤務時間後に数学や英語を学びたい人、パソコンを習いたい人等々。卒業生総数は700人強(不定期な生徒は除く)。最高齢は80歳。 一応、授業料は決まっていますが、各家庭の事情もあり、こちらの事情もありますので、現実には面談で決めます。現在は、リモート授業を、マンツーマンでおこなっています。一回2時間、家庭教師と同じです。大体のことを申しますと、どの学年でも、費用は、学生院生のアルバイトではない普通のプロ家庭教師や予備校講師の1.5倍ほどです。

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寺子屋は、1973年に創設された、小規模で単独の塾兼予備校です。 しかし、内容はどこにも負けません。 知らなければ調べ、わからなければ考え、これらを組み合わせ、連鎖させて結論に至る、知的腕力を身につけさせます。ここで学んでいるうちに、勉強だけが、飽きることのない、興味の尽きない行為であることを知るでしょう。知識と知恵が、人間にとって最も美味なものであり、それを味わい続けることが自然な生き方だと感じるようになるでしょう。世界を動かす大人材になってもらいたい、あるいは、そのような人材を見分け、支持し、協力する賢い市民になってもらいたいと願っています。