頭の上で輝く緑葉
露を含んだ朝の光、
暗がりに差し込む月の光、
姿の見えない真っ暗闇でも
いつでも煌めくあなたの姿。
夏に気だるく頭をもたげて、
秋に緑が失われても、
雪に覆われていたとしても、
それが故により美しく
輝きを増して目に映る。
あなたのエネルギーが私を捕える。
あなたの目に映るのは、
遠くまで続く並木道。
私は偶然あなたを横切り
あなたは私に気づかない。
私はほんの少しだけでも、
あなたの雨水となれたらと望むだけ。
立ち止まることは出来ないけれど、
いつまでも美しくいてくれますか?
煌めく日々を太陽に向かって
輝いてくれれば私も煌めく。
