私の気になる物を紹介するメカ物ブログ、
今宵の一杯は、、、「古川ロックドリル JTH3RS-190EX」
世界に誇る日本の技術、古川ロックドリル社製 特殊岩盤破砕鑿孔装置HD190搭載型ホイール式ドリルジャンボです。


akiyan’s Bar

akiyan’s Bar


【特徴】
ドリルと言えば、男のロマン!!
サンダーバードのジェットモグラやセブンのマグマライザー、古くは
轟天号とかの象徴的なデザインの一部として見てるだけで心躍らされるアイテムなのですが、残念ながら現実世界では通用する代物ではありません。
現実のトンネル工事にはよく知られるシールドマシンかこのロックドリルが用いられます。

akiyan’s Bar
「シールドマシン」参考画像

シールドマシンは比較的やらかい地盤を掘り進むのには適していますが、堅い岩盤とかを掘り進む能力はありません、固い岩盤ならロックドリルの出番です!!
シールドマシンとロックドリルの穴の堀方は大きく違い、超硬金属の歯を回転させながら削り取るように掘り進むシールドマシンと緻密に計算された深さ1m~2m直径約5cm程の穴を100ヶほど空けてそこに爆発物を仕込んでその爆発力で岩石を砕いて掘り進んで行くロックドリル
全世界的にはシールドマシンの方がコストが大幅に掛かるため、ロックドリルの方が主流になっています。


akiyan’s Bar
「ロックドリル鑿孔中」参考画像


【デザイン】

見て下さいこの勇姿!!正しくガンヘッド(古っ!!)

akiyan’s Bar akiyan’s Bar akiyan’s Bar

油圧ホースとブームのバランスがしびれます!!
おそらくインダストリアルデザインはされてないとは思いますが、この機能美は凄いです!!


【装備】
TH3RS-190EX
3ブーム2ケージ油圧式ホイールジャンボの装備をご説明します

□HD190型油圧ドリフタ


akiyan’s Bar

ドリフタとは打撃ピストンを内蔵したドリルがロッドとビットを介して打撃エネルギーを岩に与え、岩盤を掘削するマシンの総称です。
このHD190型にはFIDS(FURUKAWA INTELLIGENT DRILLING SYSTEM)が採用され油圧ダンパーが内蔵され抗応力波を吸収して部品及びビットロッドの製品寿命を大幅に改善しています。またピストンストローク調整範囲拡大により、岩質に応じた打撃エネルギーで裂孔でき、様々な岩質に効率良く対応が可能


□ガイドシェル

akiyan’s Bar

抗張力鋼採用のガイドで軽量化を図りドリフタをサポートします。


□JE331型ブーム

akiyan’s Bar

腕の部分にあたるブームは油圧同調回路採用でマスタシリンダを必要としないシンプルタイプ
本機には3台搭載されています。


□ロータリーアクチュエーター

akiyan’s Bar

ブーム先端のガイドシェルを回転させる装置、ヘリカルスプライン方式で外形がコンパクトでブームの可動をスムーズ且つ確実にしています。


□ZN710チャージングゲージ

akiyan’s Bar

掘削の最前線に作業員を安全に運ぶゲージ、高所の発破挿入作業等に有力です
本機にはレールスライドタイプを2台搭載


□ケーブルリール

akiyan’s Bar

様々な機能の電源をこのリールから外部電力を需給!アンビリカルケーブルですね!!


□エンジン

akiyan’s Bar

三井ドイツ製のBF6M1012C排出ガス対策型エンジン
4788cc水冷4サイクル6気筒ディーゼルエンジン
定格出力 146.8ps/2200rpm 108kw/2200min
トルク 51.8kgm/1500rpm
出力がそんなにたいしとがないのは、油圧関係のほとんどの動力を外部ケーブルから得ているためです。


□ボタンタイプビット

akiyan’s Bar

タングステンカーバイト混合焼結体の超硬チップ装着


□油圧パック

akiyan’s Bar
外部ケーブルから入力された電力を油圧に変えて全体に供給します。


□運転席

akiyan’s Bar
正面に対して横向きで乗り込みます。オートマチックトランスミッション


□オペレータデッキ

akiyan’s Bar
キングギドラの様な三本のブームを三人で個別にコントロール



【仕様】

質量:44ton

搭載ドリフタ(型式x台数):HD190x3

水平せん孔範囲(幅x高さ):13000mmx8600mm

全長(ガイドセルGH190-33仕様):14350mm

全長(ガイドセルGH190-40仕様):14500mm

全幅:3100mm

全高:4200mm

走行速度:0~7.0km/h

登坂能力:15°

ガイドセル(GH190-33)仕様:3台

全長:5170mm

フィード長:3300mm

ロッド長:3600mm

ガイドセル(GH190-40)仕様:3台

全長:5870mm

フィード長:4000mm

ロッド長:4300mm

ブーム(型式x台数):JE331x3

ブーム長(伸長時/縮小時):5600mm/4000mm

ブームリフト角:上60°~下30°

ガイドシェルチルト角:上30°~下60°

ガイドシェルダンプ角:上90°~下0°

ブームスライド長:1600mm

ガイドシェルスライド長:1600mm

ガイドシェルスイング角:左45°~右45°

ブームスイング角:左45°~右45°

ガイドシェルロータリ角:360°

ケージ(型式x台数):ZN710x2

エンジン形式:BF6M1012C(三井ドイツ)

エンジン定格出力:108kW/2200min-1

電動モータ油圧パック:55kWx3

電動モータケージ用油圧パック:18.5kW

必要電圧:400/440V(50/60Hz)

必要水量:200 liter/min


動くロックドリル JTH3RS-190EXが見たい方は、こんなん出てます

akiyan’s Bar

ロックドリルの世界 ~地底世界の超機械巨神