海の写真、見せて!
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昭和の頃のお話しです
子供の頃は毎年どこかしら海水浴へ行きました
小学3年の夏は呉市の倉橋島へ
桂が浜
妹達には内緒で私だけを乗せてくれました
私だけ初めて乗るボートに
ドキドキ ワクワク
元ボート部のお父様は
どんどん沖へ沖へ
浜にいる妹達の姿も判別出来なくなり
海の色は青から黒へ
お父様はどこまで行くのだろう
不安な気持ちに
はい、ここから
泳いで帰って
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
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ボートから下された
プールと違い
泳いでも泳いでも進んだ感じがわからない
暫くするとボートのお父様から
この海はフカ(鮫)がおるけー
早よ泳がんとーーー
来るよおー
海は冷たくて暗くて
サメが来るかも知れない
恐怖で がむしゃらに泳いだ
途中
力尽きた頃浮き輪が投げられた
浮き輪を体を通して泳ぐも
波の抵抗で更に進まなくなる
浮き輪は外し押しながら進んだ
どれだけ泳いだか
疲れて過ぎて恐怖心は無くなった
浜辺の人影が認識できる所まで来たら
少し元気が出たが
まだ距離は遠い
また暫く泳ぐと
海は青色になり
海水も暖かくなってきた
ここまで来れば安心!
サメに食べられんで済んだ
砂浜に着いた時には足の感覚が無く立てず
打ち上げられた漂流物の様になっていた所へお父様が
よう泳いだねー
今日の事は(妹達に)内緒じゃけ🤫
立てない私を置いたまま
ビールを飲みに行ったのであった(笑)
![チーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/045.png)
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20年後日談
父も祖父から教わった方法で
昔の人はそうして泳ぎを覚えたとの事
しかし私の子供の頃でも
海水浴場には
ロープがしてあったので当時でも
沖での遊泳は禁止だったと思われる
末妹の頃にはスイミングスクールなんぞ出来てね
時代は変わりました(笑)
おしまい![波](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/304.png)
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本日、ニュースで
児童文学作家の那須正幹先生が
お亡くなりになりました
人気シリーズに
私の青春を過ごした町
お話しのモデルになっていた事
随分後から知りました
あのお店のおじさんがモーちゃん
このお見せのおじさんはハチべい
知人からは
クラスメイトのこの子は私なのよと
本を見せられた頃も
ご冥福をお祈り致します