家づくりの備忘録

家づくりの備忘録

家を建てる前に,色々調べたことや,考えたことをまとめて書き込んでいきます。高気密高断熱や,家の構造など,色々考えていきます。

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ごぶさたしています。

久しぶりに書きたいネタが出来たので投稿します。

エクセルシャノンがUFシリーズを発売。北海道から。
エクセルシャノンHP

断熱の弱点である枠に,断熱材を仕込むことで,
断熱性を上げて,結露を防止する。


うん,やっと木の香の家に追いつきましたね。
木の香の家 代表ブログ


トリプルガラスにして,枠に断熱材を注入したら,
サッシの高性能化は一段落,と思われますが・・・・


どうせなら,ペアガラスの間に断熱材を仕込んで,
ガラス部分もっと断熱性能を上げましょう。


え?

nonomura


ついにおかしくなったか。それじゃ外が見えないだろ!!
というつっこみが聞こえます。


大丈夫です。私はおかしくなったとは思ってません。



・・・・頭のおかしい人はみんなそう言います。

abe

あ,貼るとこ間違えた。ツッコミのところに貼ろうとしたのに。


話を元に戻しますが,要は,透明な断熱材があれば良いのです。
こういう素材があるのです。
BNFエアロゲル


完全に透明では無いかもしれませんが,
少なくとも,浴室や脱衣室の窓なら,曇りガラスで良いでしょ?
眺望が大事な南側はともかく,北側の寝室とかなら,
多少景色が歪んで見えるところがあったとしても,かまわないでしょ?

断熱材としても,エアロゲルは相当優秀で,
そんじょそこいらのネオマフォームよりすごいらしいですよ。


これを利用できれば,たかがペアガラスで,
しかも,いつか抜けてしまいそうなアルゴンガスに頼らなくても良くて,
しかも,くそ重いトリプルより軽量の,すごい断熱窓ができそうです。

10年後,トリプルガラスの窓が過去の遺物になる,なんてこともあるかもしれませんね。



この予言が当たったら,誰かほめて下さい(^_^)





こんにちは。お久しぶりです。

最近更新をせず放置している状況になっております。
理由は,多忙と,ネタ不足です。

ついては,いったんブログに一区切りつけさせていただきます。
これからもたまに良いネタがあったら,たまに投稿することがあるかもしれませんが,
ひとまず,一区切りということで。

私がこのブログを始めたときに投稿したのは,こんな内容でした。
ブログ開始の際のご挨拶

家は一生のお買い物です。
きちんと下調べしてからにしましょう,
また,下調べの質を高めましょう,ということが言いたかったのです。

特定商取引法という法律(以前は訪問販売法)があるのはご存知の方が多いと思いますが,
なぜ訪問販売や,キャッチセールスが法規制されたかと言えば,
情報不足の人のところに不意打ちで訪問して勧誘を行い,
自分の商品のメリットばかり強調し,他の商品と比較させる機会も与えず,
商品を購入させられてしまうという構造的問題があるからでした。

住宅営業がここまでとは思いませんが,
情報を持たない人が,うちの商品はこんなに良いんですよ,
と勧誘され,きちんと比較する物差しも持たないので適切な比較もできずに失敗する,
という構図は,住宅購入でも良くある構図だと思います。

まず確かな情報を身につけることが大事です。
じゃあ,情報を得るために,住宅展示場をあっちこっち行ってみましょう,
というのは,タイムロスが多いと思うので,控えめにするべきと思います。

また,本を手に取るのも良いことと思いますが,
本を出しているのが誰か,ということについて十分な注意が必要です。

言うまでもありませんが,
ダイレクトにそれを売りたいと思っている人から得られる情報は,
どうしても,売り手にとって都合の良い情報が中心になります。

都合の悪いことも率直に伝えてくれる,そんな本や,情報源こそ大事です。
情報の裏を取ること,それを優先することによって犠牲になるものが何か,
そういうことがとても大事です。

次に,情報を得るについては,優先順位が大事だと思います。
家に何を求めるかは,人によって異なるでしょうが,
重要な情報を重点的に収拾することが大事だと思います。

私が思うには,基礎になるコアの部分と,できればこうありたい,
という部分があると思います。

私の中では,基礎になる部分は以下のようなポイントです。
・耐震性
 →家族を地震から守れる家が欲しいということです。
・耐久性,メンテナンスの容易さ・費用
 →やたらと手がかかる家,金がかかる家,メンテしにくい家は困ります。
・温熱環境(高気密高断熱)
 →快適に健康に暮らせて,光熱費が削減できる家が欲しいです。
・シックハウスになるような化学物質の利用の低減
 →家で健康になろうとは思いませんが,
  健康を損なうおそれのある条件はできるだけ減らしたいです。


できればこうありたい,という部分は,たとえば以下のようなものです。
・自然素材が多い(新建材は避けたい)
 癒されますし,年数が経過すると味が出ます。
・空間の開放性,デザイン
 毎日生活するのだから,好きな空間にしたいのは当然ですが,
 予算的な限界の中での話と思います。
・防犯性
 窓無しにはできないので,ここはこだわり切れません。

家を買おうと思うと,どうしても,
デザインとか,見た目の方に目が行きがちです。
展示会周りをしていると,なおさらそういう傾向になりがちです。
しかし,それ以前に,基本スペックを高めておかないと,何にもなりません。
生活防衛がまず第一で,ぜいたくはその後です。
基本情報の収集が後回しになっていませんか?


このように,自分の方がしっかり優先順位を付けて,
その優先順位に従った情報収集をしていかないといけないといけません。
展示場,完成見学会巡りは,後でも構わないとすら思います。

これまで,このブログでは,
私が重視する基本の部分を中心に,色々書いてきました。
間違っている部分もあるかもしれませんが,
きっと,皆様のお役に立てる部分もあろかと思います。


また良いネタがあったら,気が向いたら投稿するかもしれませんが,
いったん一区切りつけたいと思います。
これまでこのブログをお読み下さった皆様に感謝いたしますm(_ _)m



































こんにちは。だいぶ長いこと更新をさぼってしまいました。

HEAT20という団体があります。
HEAT20
どんな団体かは,こちらのHPをご覧下さい。

この団体が,最近出版したのが,
HEAT20 設計ガイドブックです。

ガイドブック



建築技術

AMAZON

ちなみに,ガイドブック作成ワーキンググループの構成メンバーに,
群馬の株式会社アライ代表者新井政広氏が入っております。

<内容>
設計ガイドブックとあるとおり,この本は,エアコンやらエコキュートやら太陽光発電やらに頼ったエコハウスではなく,まず建物自体,建物の外皮(屋根,庇,基礎,壁,開口部)をどう設計するべきかについて書かれた本です。

あるべき高断熱住宅を検証するために,
推奨グレード1(5地域でUA値0.56,Q値で1.9)
推奨グレード2(5地域でUA値0.46,Q値で1.6)
の住宅を設定(検討に用いた住宅の断熱仕様,開口部の仕様等が本の後ろの方に記載されています),
昭和55年基準,平成4年基準,(新省エネ基準)等と比較して,
冷暖房効率がどうなるのか等,データを交えながら,
あるべき設計手法が記載されています。

本は,Q&A方式で,テーマ毎に2頁でまとめられています。
Qの中身は,先程の建築技術に一通り記載されているので,興味のある方は御確認を。
カラー印刷で,図表を多用し,一般人でも読みやすい内容となっています。

<書評>
高気密高断熱について,
きちんとした科学的,データ的裏付けのもと記載された良書です。
高気密,高断熱の住宅について知るには格好の一冊。
専門家から家を買おうとしている一般人まで,
それぞれの知識レベルに応じて読むことができる良書です。

高気密高断熱を推奨する側も,否定する側も,経験と直感,非科学的,データ無視独自の理論に溢れ,自己ピーアールに一生懸命な,売らんがためのニオイがするものもあります。

そういう本とは真逆の本です。

ちゃんとした温熱環境とはどれ程快適で過ごしやすいのか,
ちゃんとした温熱環境を作るための設計手法はどうあるべきなのか,
きちんと理解したいという方は,必読の書と言えます。

<使い方>
とはいえ,いきなり読むにはやや読みづらいかもしれないので,
まず,以前紹介した,エコハウスのウソ あたりを「入門書」として読んで貰って,
この本を「教科書」として,さらに必要ならば,参考書,各種ホームページをご覧頂く,
という使い方が良いのではないかと思います。

内容的にはとても充実している本ですが,
気密性についての言及はやや少なめな感じがしました。
特に群馬のような,冬場に強風が吹く地域ではしっかり気密を取る必要があります。

なお,発売直後に,高気密高断熱に熱心な工務店,
設計事務所のブログなどでも言及されていますので,そちらもご覧下さい。
(たとえば,松尾設計室のブログ4月9日,10日)





軒について はまだ続きます。

これまで,軒本来の機能,目的について検討し,
自分の中では,1mにも及ぶような長い軒でなくて良い,と思いました。

ただし,すだれやよしず等,別の方向での対策も併用するという前提です。

さて,ある程度横からの日射を遮蔽するとなると,
日射を遮蔽するには,よしずや簾など,
垂直方向に伸びるものを使う方がもっとも効率が良い,
となります。

もっとも,よしずなどは,外の景色が家の中から見えづらくなるというデメリットがあります。
リビングの掃き出し窓などの前は,夏場はともかく,
春や秋には,あまり視線を塞ぎたくはありません。

また,軒というのは,特に南側では,縁側でくつろぐとか,
軒下で何か作業するとか,人と交流するとか,
そういう場所でもあります。
日射対策グッズは,ある程度邪魔になるものがあることは否定できません。

そこで,それぞれの日射遮蔽グッズについて考えます。
なお,日射は外部で遮蔽する方が効果が高いので,
内部での遮蔽対策はひとまず考えません。

1 よしず
(1)性質
 壁に立てかけ,フックに紐で固定するなどして固定します。
 着脱は比較的簡単,ある程度の風には耐えられる。
 ただ,夏場台風が来るので,そのときはしまい込む必要がある。
 景色は見えにくい。
 縁側を塞ぐ部分はあるので,スペース活用の点では若干難あり。
 見た目…好みが分かれそう(というか,貧乏くさいと感じる人も多い)
 コストは安い。
(2)使い道
 以上からすると,東西面の窓には適する。
 但し,景色は見えづらいので,景観を楽しみたい場合は別のグッズを考える。
 南面には,夏場は良いと思うが,風景が見えにくいデメリットがあるので,
 景観を楽しみたいときは他の対策を考える。

2 すだれ
(1)性質
 軒先などに設置したフックに引っかけて垂れ下がるようにする。
 着脱は比較的簡単,但し,風に弱い。
 巻き上げることが可能なので(ロールアップすだれ,すだれ巻き上げ器),
 垂れ下がる長さを調節できる。
 よって,景色を見ること,スペース活用に優れ,
 日射を調整する機能に優れている。
 見た目…好みが分かれそう(というか,貧乏くさく感じる人もいる) 
 コストは安い。 
(2)使い道
 調節しやすさから,東西の窓には比較的向いていると思う。
 南面には特に向いている。
 巻き上げの程度により,日射量を調節し,景色を見られるようにする,
 スペース確保もできる。
 但し,風に弱いと思うので,台風前には完全に巻き上げ,しまいたい。

3 オーニング
(1)性質
 軒下などに設置する。
 雨も遮ってくれる。
 後付けのオーニングと,壁に取り付けるオーニングがある。
 取り付けタイプは壁に負担がありそうなので,工務店に要相談。
 後付けは突っ張り棒みたいなもので軒と地面の間に固定するので,
 壁に負担をかけないが,見た目は今ひとつ。
 通常の風には問題無さそうだが,台風時にはきちんとしまわないと危険とみる
 (特に取り付けタイプ)
 長さは手動・電動で調整できる。
 まず,スペースを塞がず,下にテーブルを置いたりして有効活用できる。
 また,横に大きく張り出させることができるので,
 日射遮蔽を十分に行いながらも,室内から景色を見るのを邪魔しない。
 見た目はまあまあ。カフェの店先みたいになるから好みが分かれるかも。
 コストは,よしずやすだれより高い。
 
(2)使い道
 東西面~景観を楽しみたい希望が強いなら,ありだが,コストに鑑みると疑問。
 南面には最も適すると思う。日射をきちんと遮蔽し,風景は見えて,
 かつ,スペースを有効活用できる。
 ウッドデッキの上にテーブル置いて紅茶でも飲みたい,
 と言う方には良い。


4 タープ
 キャンプ用品ですが,
 オーニングと同じような用途に使えます。
 ただし,見た目は今ひとつふたつ。
 夏場だけ設置といった感じなら,ありかも。

5 寒冷紗
 寒冷紗の活用例1
寒冷紗・ベランダで検索 

 本来的用途は農業用資材です。
 野菜を日射から適度に守るためのものです。

 寒冷紗は白や黒といった色があり,
 かつ,遮光率・透過率が選べるので,
 これを軒先にぶら下げ,地面に固定するといった方法を採れば,
 景観をある程度楽しみつつ,日射を遮蔽できる。
 性質・メリットデメリットはよしずに近いけれど,
 色と透過率によっては,ある程度景色を楽しめそう。
 よしず,すだれよりは,しょぼくないようにやりようがあるかもしれない。

6 緑のカーテン
 ヘチマやゴーヤなどで緑のカーテンという対策もあります。
 性質(メリットデメリット)は,よしずに近いと思います。
 通風を旨とする人,カントリー調が好みの人には良い方法と思います。
 水分が蒸発するので,気化熱が奪われ,少し涼しくなるという効果もありそう。
 ただ・・・ちょうど良いタイミングで生い茂ってくれて,枯れてくれるのか,
 栽培に失敗しないかという問題はあります(^_^;)
 あと,虫が沢山来るので,特に田舎ではどうかという点もあり。

7 窓にルーバー
 日射遮蔽対策としては非常に優れていると思います。
 日射の角度に合わせて開き加減を調整できれば,それはもう完璧でしょう。
 ただ,景色を損なう程度が大きく,常設するとなると,冬でも視線の邪魔となります。
 私はあまり好きではありません。


個人的な感想としては,南側はだいたい対策が見えてくるけれど,
東西はなかなか難しいですね。日射も景色も横から入ってくるので,
日射遮蔽と景観確保は両立困難。
まあ,元々あまり大きな窓を設けることが適当とは言い難い方向ではあります。
東西で北や南に面している部屋では,北や南に視線の抜けを求め,
東西方向はある程度諦める方が良いのかも。

追記:
①建築的に対応する方法
「びお」の伊礼智氏の記事

なるほど,これはとてもキレイですね。
しかし,作り付けるとなると,かなりのコスト増を覚悟する必要があるでしょうね。

②簾をしっかり固定する方法
緑の家 新潟 簾留め
YKKの「グリーンバー」を流用したもの。

北関東のように,雷様がよくいらっしゃるところでは,
簾は風に煽られてしまいますし,固定してあると,
スッキリキレイに見えますね。

 
 
 
 





換気扇について常々疑問があります。

第一種,第三種,どっちにしても,
目的は,室内の空気が汚れたらそれをキレイにすることが目的です。

しかし,換気により,夏は高温かつ高湿の空気が流入し,
冬は冷たく乾燥した空気が流入するというデメリットも生じますから,
過換気はよくありません。適量換気が理想です。

第三種換気なら,このデメリットはダイレクトに生じます。

一種だったらデメリットが小さそうに思えますが,
交換率は100%じゃないし,そもそも全熱交換では通常,
トイレやバスルームは別系統だし,
風が吹けば,C値の低い家ほど,勝手に自然吸排気量が増えますから,
熱交換できない部分がたくさんあるわけで,
一種にすればそれで完璧というわけにもいきません。

まず,換気量を適切にすることを第一にして,
次に,熱交換をするかとか,デシカするかとか考えるべきなんじゃないかといつも思うわけです。

国の換気量の基準(二時間に1回)なんて,
後で文句言われにくいように,安全に安全に作っているに相違ありません。

そもそもシックハウス問題を受けて作られた基準ですから,
あくまでシックハウス対策に主眼が置かれて定まった基準であって,
二酸化炭素濃度に軸足を置いて設定された基準ではないでしょう。

フォースター建材が普及した現在では,シックハウスの原因物質も減少しているはずで,
この基準が今でも金科玉条の如く正しいものとは思えません。

人が家の中にどれくらいいるかでも,二酸化炭素濃度は変わります。
日中に家族がみんな外出していたりするときまで,
同じように換気したりする必要はありません。

家の気積が○○立米だから一時間当たり○○立米換気する必要がある,
なんていうのは,本当に硬直的だと思います。

数値を実測し,必要量だけ換気するようにすることが一番じゃないでしょうか。
いわば,オンデマンド換気です。

もちろん,室内の空気を汚染する物質は,シックハウスの原因物質もありますが,
シックハウスの原因物質をあまり出さない素材を使い,かつ,
二酸化炭素の濃度が濃くならないように排気すれば,
シックハウスの原因物質もだいたい外に出て行き,
室内の環境は良好に保たれるのではないでしょうか。

そう考えると,二酸化炭素を測定するセンサーを設け,
センサーの濃度が一定程度になったら換気するとか,
換気量を増やしたり減らしたりするといった換気装置を取り付けたいです。

こういう換気が無いわけではないですが,住宅用は殆ど見かけません。
業務用ロスナイで見たことがある程度です。

こういう換気装置が少ないのは,きっと,
①そもそも国の基準を守るところで思考停止している。
という感じなのではないでしょうか。
それか,国のルールが硬直的で良くないのでしょうか。

②センサーが故障した場合などに困るので,
 一定にしておくことで,健康をとにかく優先する。

・・・という積極的な発想なら,それはまあまあ納得できますが・・・
ずっと換気扇が止まってたら,おかしいと気付くでしょう。

③或いは,住宅では,人が沢山寝ている寝室とリビングでは,
 二酸化炭素濃度が違ったりするでしょうから,
 二酸化炭素濃度をどこで測定するのが適当か,という問題もあるのかもしれません。

ただそれならそれで,部屋と部屋の間にファンを取り付けたり,
扇風機やサーキュレーターを活用して,空気を循環させ,
二酸化炭素濃度を平準化するとか,他の対策を採りようがあるはずです。


このような換気方式にすれば,
Q値やUA値を良くしたのと同じ効果が得られるでしょう。
というか,そのような換気なら,Q値に反映されてしかるべきでしょう。
センサー取り付けるだけですから,費用対効果の面でも優れていると思います。

というわけで,一種が良いか三種が良いか以前に,
片付けるべき問題があるのでは,という投稿でした。