簡単に経緯だけ。
約4年前に急性リンパ性白血病になった。
骨髄移植するために大学病院へ転院したが、ドナーが見つからず、抗がん剤治療だけでここまで寛解状態をキープして来た。
ある日、大学病院の主治医から骨髄異形成症候群になってますと言われた。
治療してもいずれ白血病に移行し、完治するには移植しか無い、すぐには移行しないので移植を考えておいてくださいとも言われた。
その間ビダーザの治療でしのいでいたが皮下注射なので近くの病院に転院してビダーザを打っていた。
転院して1ヶ月もしないうちに白血病に移行してしまった、すぐに大学病院へ移植の話をしに行きなさいと現主治医が大学病院へ外来予約を取ってくれました。
予約日に大学病院へ行くと元主治医から少しニヤけながら
「えっ、ここに来ると移植出来ると思ってました?」
「そんな成功率の低い移植は大学病院ではしません」とはっきり断られました。
他にも色々と言われ、妻と私は目が点になった、無理なら無理で仕方の無い事なら諦めるが、他に言い方はあるだろうにと心底思った。
次の日現主治医と相談し、後日、移植出来る施設でセカンドピニオンを受け、ダメ元で移植する運びになった。