親友の親父逝く | 大阪ラバー

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ジャンルにとらわれず思ったこととか好きなことを書いています。
続けていくことに焦点を当てた結果、なにか特定のことを書くのをやめました。
新たに宜しくです!

逝くっつっても下ネタじゃねーぞ


今日久々に親友から連絡があり


親父さんが亡くなったと聞かされた


生前は事業を営んで元気な人だった


よくメシに連れてってもらったな


最近流行りの家族葬で見送ったと


事後報告だった


いてもたってもいられず会いに行った


会うと疲れた顔をしてた


まだ仏壇も無いとのことで


簡易的な物を自分で用意してた


手を合わせ


(おっちゃん久しぶり!お疲れ様!)


と心のなかで伝え


そこから声を出して


「おっちゃんの事業経験、営業センス、経営学を俺達に授けてくだせえ」と大声で伝えた


連れも


「ははっおい親父!まあがそう言ってるで!頼むぞ!」と続いた


延命措置もしなかったそうだ


連れも長男で親父さんが数年前に倒れた時からその肩に親父さんのことも背負い込んで頑張ってた


「肩の荷がおりて良かったな」


本音を伝えた


「まったくや」


そう笑った


そして俺にすごく大事な話をしてくれた




まあよ

お前もいつか親を看取る時がくるけどさ

弱っていく親に迫る色んな事柄がある

病院や施設の選択

延命するとか色んなこと決断しなあかん時がくる

そんな時な

歳いったもう一人の親や兄弟、

嫁や子供や俺等周りの意見色々あると思う

けどな

お前ひとりで選択して決断せーよ

お前の親やからな

お前が最後を決めなあかんで

人の意見を聞いて心を楽にしたいとかあるやろう

けどあかんぞ

産んでくれた親やからな

俺等長男や


1番まあが思う楽に逝かせてあげれる選択でええんや


親にも言うとったれや


親父やオカンが最後の時は

1番楽な方法で俺が逝かせたるから安心せーよって


それが一族のボスぞ


俺等2人共会社のボスでもあるから


その決断を迷いなく後悔なく出来る男にならなあかんで


選択した道に対して文句言うやつもおる


けど一切気にするな


自信を持って引導渡したれや





なんて大きな男や

昔から2人でつるんでアホばっかやってたけど

自分にも言い聞かせるようにそう放ったアイツの言葉はちょっと感動した



もう1回親父さんの遺骨の前に立ち伝えた


おっちゃんすげえやつ産んだな


俺の自慢の親友や


アイツは大社長なるぞ


おっちゃん越えていきよんぞ


俺も見習わなな


こんなかっこええ自慢の親友をこの世に産んでくれてありがとうな


お疲れ様


またいつかすき家の牛丼奢ってや


みんなで食べよ


そして俺達にはまた明日が来る


頑張ろうぜ


ほんまお疲れ心の友よ