ある夜の話し
俺は珈琲が好きや
珈琲の味の良し悪しは正直よくわからんのやけど
(セブイレのセブンカフェで十分美味い)
そして喫茶店も好き
梅田や心斎橋に行けば俺の好きな曲が流れている昭和な雰囲気のいまだタバコも吸えるナイスなカフェをいっぱいしっているのだが、
今日は遅いし1人やし地元のコメダに行ってきた
いつものようにたっぷりサイズのアイスコーヒーを頼み豆をかじる
隣りに女が二人いた
いつものように聞きたくもないのに会話が入ってくる
なんか化粧品に関する話をしていた
二人掛けの席に1人で座っていた俺は、2人の女のうちの1人の顔は常に見える位置だった
チラッと横目で顔を確認した
ビックリするくらい薄い顔だった
大久保佳代子でさえ濃く見えるほどの薄さだった
しかもそいつが割りと会話を主導してた
あのリップがどうだとか、まつ毛がどうのこうのとか・・・
・・・まつげある?
と思いながら恐る恐る確認してみた
俺の距離からは1本も確認出来なかった
もう誰かと共有しなければ抱えきれない問題を背負ってしまったようだった
そういえば、最近やたら矛盾が多いんだ
健康診断でメタボリックシンドローム予備軍ですよ!気をつけなさい!運動しなさい!食事や生活習慣を正しなさいとBMI30は軽く超えていそうなガバゴンみたいな看護師の女に指導されたり
この世の中はなんか狂ってる
政治経済なんて問題じゃねえよ
もっと根本のなにかがズレている
太ったジムのインストラクター
汚え格好のキッチンスタッフ
免許も持たないディーラースタッフ
ハゲた美容師(これは悪口)
今日もなにも足さないブラックを飲み干しブレイクタイムは終了した
せめて自分は矛盾を起こさない人間になろうと見つめ直せた有意義な時間だった
店を出る時、もうひとりの女の顔を確認したら
ローラなみに目鼻立ちがクッキリとし、綺麗で化粧映えのする女だった
この女があの薄い女の化粧品の話をウンウンと聞いてあげてたのかと思ったらどっちもどっちで怖くなった
帰り道で見上げた夜空に光った名前も知らない星がとても綺麗だった
綺麗系、くーるびゅーてぃ
可愛い系
お洒落系
ジブリ系
普段着可愛い♪
この下着バリ好き、彼女も似たやつ持ってる
連れて歩きたいセットアップ♪
大人女子♡綺麗なお姉さん
お洒落ワンピ♪
この下着可愛い♡彼女に買おうかな