12月13日、市長の選挙ポスター等報酬(制作費)未払控訴審判決が、12月13日に出ました。
想定どおり市長の控訴棄却、完全敗訴です。
3年前の市長選挙は、前職が突然辞職したことから執行されたもので、どの陣営も立候補を決意してから告示まで時間がない中で準備をしています。
特に、石丸陣営では立候補の表明が遅かったことから特に厳しかったことが想定されます。
こうしたことから、石丸陣営では契約事務を行わないままポスター等の製作を依頼し、業者はポスター等の納品時に107万7549円の見積書が提出したことがわかっています。
ところが、市長は、「公費負担の上限額を報酬とする合意があった」と主張して、業者が市に公費負担34万8154円を請求するために必要な手続きを予算閉鎖が近づく3月下旬まで引き伸ばし、残りの72万9395円の支払いは拒否していました。
これに対して、業者も腹に据えかねて裁判に訴えたのです。
これに対して1審は、
営利企業が赤字になることをいとわずに業務を請け負う理由は乏しい。
報酬額は製造原価、業務量など固有の事情を基に算出されるべきだ。
として、市長の全面敗訴の判決がなされたのです。
この1審判決に対して、市長は、
(報酬額は)印刷業者の「言い値」に過ぎない。
公費負担上限額の3倍弱の請求額が「相当」と評価される余地はない。等々
と主張して、広島高裁に控訴していたのです。
しかし、今回の控訴審判決は1審を支持し、市長の控訴は棄却となりました。
市長は、アキタカターンズと不正な随意契約を平気で結ぶことに見られるとおり、契約についての認識が極めて甘いということです。
しかもポスター等の納品時に見積をもらい、「高い」と騒いで3月下旬まで公費負担に係る市へ手続きも一切せず、その間業者は1円の報酬も受けていません。
さらに、残りの報酬も3年余り踏み倒しています。
全く業者泣かせもいいとこです。
市長という高額の報酬を得る公職者が、70万円余りの支払いに子どものように駄々をこね、結局裁判に訴えられて完全敗訴です。
みっともないのにも程があります。
今回の裁判結果を見てわかることは、市長は、裁判で完全敗訴するような思いき程度の考え(控訴理由)でも、言い出したら聞かなくなるということです。
まして相手と話し合い合意を得るということなど全く出来ないことが明らかになっています。
そして、市政でもこうした体質があらゆるところに出ています。
例えば、今回の認定子ども園も思いつき程度の発想の域を出ていませんが、ごり押しだけはとことんしてきます。
今回の控訴棄却、市長はどんな言い訳をするのでしょうか。
[追伸]掘 治喜の楼人日記
掘 治喜さん 元手作り野球場DREAMFIELD管理人。ホーリー農園オーナー兼物書き
「安芸高田市長 石丸伸二研究」が出ました。
一読の価値あり、是非読んでみてください。
想定どおり市長の控訴棄却、完全敗訴です。
3年前の市長選挙は、前職が突然辞職したことから執行されたもので、どの陣営も立候補を決意してから告示まで時間がない中で準備をしています。
特に、石丸陣営では立候補の表明が遅かったことから特に厳しかったことが想定されます。
こうしたことから、石丸陣営では契約事務を行わないままポスター等の製作を依頼し、業者はポスター等の納品時に107万7549円の見積書が提出したことがわかっています。
ところが、市長は、「公費負担の上限額を報酬とする合意があった」と主張して、業者が市に公費負担34万8154円を請求するために必要な手続きを予算閉鎖が近づく3月下旬まで引き伸ばし、残りの72万9395円の支払いは拒否していました。
これに対して、業者も腹に据えかねて裁判に訴えたのです。
これに対して1審は、
営利企業が赤字になることをいとわずに業務を請け負う理由は乏しい。
報酬額は製造原価、業務量など固有の事情を基に算出されるべきだ。
として、市長の全面敗訴の判決がなされたのです。
この1審判決に対して、市長は、
(報酬額は)印刷業者の「言い値」に過ぎない。
公費負担上限額の3倍弱の請求額が「相当」と評価される余地はない。等々
と主張して、広島高裁に控訴していたのです。
しかし、今回の控訴審判決は1審を支持し、市長の控訴は棄却となりました。
市長は、アキタカターンズと不正な随意契約を平気で結ぶことに見られるとおり、契約についての認識が極めて甘いということです。
しかもポスター等の納品時に見積をもらい、「高い」と騒いで3月下旬まで公費負担に係る市へ手続きも一切せず、その間業者は1円の報酬も受けていません。
さらに、残りの報酬も3年余り踏み倒しています。
全く業者泣かせもいいとこです。
市長という高額の報酬を得る公職者が、70万円余りの支払いに子どものように駄々をこね、結局裁判に訴えられて完全敗訴です。
みっともないのにも程があります。
今回の裁判結果を見てわかることは、市長は、裁判で完全敗訴するような思いき程度の考え(控訴理由)でも、言い出したら聞かなくなるということです。
まして相手と話し合い合意を得るということなど全く出来ないことが明らかになっています。
そして、市政でもこうした体質があらゆるところに出ています。
例えば、今回の認定子ども園も思いつき程度の発想の域を出ていませんが、ごり押しだけはとことんしてきます。
今回の控訴棄却、市長はどんな言い訳をするのでしょうか。
[追伸]掘 治喜の楼人日記
掘 治喜さん 元手作り野球場DREAMFIELD管理人。ホーリー農園オーナー兼物書き
「安芸高田市長 石丸伸二研究」が出ました。
一読の価値あり、是非読んでみてください。