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秋田が誇る地ビール「あくらビール」

世界中で愛好される地ビール
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奥深い味のあくらビール


 世界各国で愛されているビール。そのルーツは5,000年前に遡るとも言われている。
 「地ビール」とは、日本人独特の呼び方であり、アメリカでは「クラフトビール」、イギリスでは「エール」などと呼ばれている。
 日本では47都道府県のうち、地ビールを醸造していない県はないと言われるほど、人気を博している。東北では岩手県が最も地ビールの製造が多く、次に秋田県が続き、「あくらビール」「田沢湖ビール」「田沢湖湖畔の杜ビール」の3社が地ビールを醸造している。「あくらビール」は秋田市内で唯一の地ビールである。
 どこを訪れても親しみ愛されるビールは、黄金色、黒色、白色、果実味、苦味、甘味・・・多種多様に存在し、概ね230~240種類もあると推定されている。年中醸造されているビールだが、最近では季節性を全面に出した味や香り付けも発明されている。
 

 
洋風な風貌で佇む「ビアカフェあくら」


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きめ細かい泡が丁寧な醸造の賜物だ


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酒瓶がずらっと並ぶ店内




 秋田市大町の一角に、敷き詰められた石畳が趣きを感じさせる、独特の雰囲気が漂う建物がある。
 ここが秋田の地ビールである「あくらビール」を製造しているビアカフェあくらで、店内には1,000リットルものビールを醸造することができる大きな釜があり、醸造期間は短くて20日、長ければ3ヶ月、ごく稀に半年~1年かかるビールもあるそうだ。現在、醸造長である長谷川さんがただ1人でこのあくらビールを製造している。
 カウンターの奥には様々な種類のお酒が立ち並び、外国の本や置き物、見たこともないような風貌のビール容器が並ぶ洋風な異空間となっており、地元のビール通に人気のスポットとなっている。
 ビアカフェあくらに隣接し、こちらもあくらビール直営である「レストラン プラッツ」には、以前日本酒を醸造する蔵や精米所があったという。現在は、改装して各店が営業している。

「あくらビール」の種類と特徴


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ビールを注ぐ醸造長の腕が鳴る





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歯ごたえのあるソーセージがビールに合う



 「あくらビール」はヨーロピアンピルスナーに特化している。ピルスナーとは、チェコのピルゼン地方を発祥とするビールスタイルの一種で淡色の下面発酵ビールであり、ポップの苦味を特長としている。現在、世界中で醸造されているビールの大半はピルスナースタイルとされている。
 この「あくらビール」の中で1番人気は、「川反ラガー」。力強いポップのアロマが特徴的で、一般的に好まれているビールに近い風味のビターな味わいが老若男女問わず人気を呼んでいる。また、「秋田美人のビール」は喉越しがやわらかで飲みやすく、コラーゲンが体に残るとのことで、女性に人気である。季節限定・数量限定のビールも随時用意してあり、中には瓶にはならず樽だけのビールもある。
 約1,000名が100数十種のビールの中から人気投票により選抜される国際ビール大賞、ジャパン・アジア・ビアカップ、JBF横浜2010神奈川県知事賞などの賞を何年も連続受賞しているほど、秋田の地ビール「あくらビール」は日本全国に浸透し、人気が高いと言える。
 醸造長の長谷川さんが一押しする「あくらビール」と合う料理には、ソーセージがおすすめだ。こちらは、秋田県山本郡三種町森岳にある「かわい農場」から仕入れており、秋田県で1番おいしいとも言われているとのこと。こだわりが詰まったソーセージは、噛むごとに独特の甘味や塩加減を含んだ肉汁が溢れ出して、とてもジューシー。これはビールもすすむこと間違いない。
 「あくらビール」では、定番や限定などの地ビールを時期に併せて考案しており、毎月5つもの種類がそろっている。あなたにお気に入りのテイストを見つけて、ビールを身近に感じていただきたい。