青木淳悟くんの『私のいない高校』を読みました。
 
私のいない高校/青木 淳悟
¥1,680
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古文の高校教師が担任するクラスに
カナダから留学生がやって来た。
でも、彼女は英語が苦手。
では、フランス語?
いえいえ、母語はポルトガル語なのです。
女子高から共学に移り変わりつつある高校の
修学旅行を挟んだ1学期の日常が描かれます。
 
という話なのですが、
どういうわけか帯には
「主人公のいない青春小説」
などと書かれていたりします。
 
たしかに、「私」とかそういう人称は登場しませんが、
どう読んでも主人公は古文教師でしょうビックリマーク
 
古文教師の目線で話は進んでいきますし。
 
そして、高校を舞台とはしていますが、
青春小説ではありません。
 
主人公、おっさんですし。
 
留学生を含め、
女子高生と色恋のからみ、一切ないですしね。
 
どうしてこれを「私のいないヘンテコな小説」
として売らなければならないのでしょうかはてなマーク はてなマークはてなマーク
 
  
評価 ☆☆
 
 
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