原宏一くんの『床下仙人』を読みました。
 
床下仙人 (祥伝社文庫)/原 宏一
¥600
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全5編の短編集。
 
 
「床下仙人」
仕事人間のおれが家に帰れないでいる間に
家の床下に見知らぬ男が住みついていた。
でも結局、生活費はどうするのでしょうか?
 
「てんぷら社員」
異動してきた田所とはいったい何者なのか。
「てんぷら学生」、聞いたことなかったです。
 
「戦争管理組合」
マンション管理組合(女だらけ)が男社会に反旗を翻す。
 
「派遣社長」
新しく派遣されてきた社長は元居酒屋の創業者だった。
 
「シューシャイン・ギャング」
家出少女に無理やり靴を磨かれた失業したばかりのシマザキは、
彼女の用心棒となる。
 
 
表紙に「新奇想小説」とありますが、確かにそういう感じ。
 
三崎亜記くんみたいな、普通でない設定は見事ですが、
昔はSFの人がこういうの書いてて、わりと
好きだったのだけど、今はあまり好みではありません。
 
 
評価 ☆☆
 
 
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